キャンピングカーでの旅
週末や連休は、どこかへ小旅行に出かけることがよくある我が家。
しかし平日に比べると、宿泊費は高くなるのが世の常で。
旅費は浮かせたい、でも泊まりがけで遊びに行きたい!
そんなときは、思い切って車中泊を選びます。
父が持っている古いキャンピングカーを借りて、
行きたい旅先を目指しいざ出発!
※輸入車なので左ハンドルです。
キャンピングカーは実家の淡路島にあるため、
まずはそれを借るために淡路島へ寄らなければなりません。
大阪から淡路島へ行き、そこからまた北上して東へ向かうのは、
ルートとしてはナンセンス。
なのでだいたい、キャンピングカーで向かうのは、
四国方面や瀬戸内海を渡った中国地方です。
このキャンピングカー、
父が中古で安く買ったもので、
年代物とはいえしっかり修繕・修復されており、
定期的にメンテナンスもしてもらっているので、
走らせるのがなかなかおもしろいんです。
でも、うっかりするとバッテリーが上がって、
ロードサービスのお世話になってしまうことも。
日本は諸外国に比べて安全できれいな国かつ、
立ち寄れるトイレや日帰り温泉もたくさんあるので、
車での長距離移動には全く不便を感じません。
季節を選んで、車中泊OKな施設が整った場所で一晩を過ごせば、
本当に楽しくて快適な旅が可能です。
ただ、車中泊をする側として絶対に忘れてはいけないのが、
周りの人への配慮と、当たり前のマナーを厳守すること。
高速道路上のSAや道の駅など、
公共の駐車スペースを「無断で借りて」、
そこで眠らせてもらっているということです。
騒音やその他の禁止事項は絶対にやらない!
という心がけは、免許証とともに持って出かけます。
では、実際に旅をした感想を。
私たち家族が行った旅先のひとつ、
高知県も、ドライブにぴったりな素晴らしいところでした。
高知城やひろめ市場、日曜市など、
高知市内はお散歩しながら楽しめる街ですね。
駐車場も周辺にはたくさんありますが、
休日は朝から満車になるところもちらほら。
多くの方が、他府県から遊びに来られていました。
高知城からの眺め
黄昏の桂浜にもドライブ。
それから、四万十川の清流の音を聞きに。
四万十川では、〈道の駅 四万十 とおわ〉
で車中泊をさせてもらいました。
はっきり言うと、その周辺は本当に何もありません。
ここに全てが集約されている。
と言っても過言ではないほど、何もありませんでした。
でも、この道の駅はお手洗いも清潔感があり、
朝食をいただいた食堂の内装も素敵で、
窓からは美しい川と緑が一望できます。
窓際カウンターでの朝食は、とても気持ちが良かったです。
子どもが小さいうちは、
車中泊で寄り添いながら寝るのも良いかな。
大人3人となると、やっぱり車では狭いので…。
乳児がいるときも大変なので、できないでしょう。
3歳~10歳ぐらいまでの子ども連れならでは、ですね。
やろうと思えばできる車中泊ですが、
キャンピングカーで行ったメリットはたくさんありました。
荷物が多くても、後部座席をフラットなベッドにできること。
それとは別に助手席もベッドにできるので、
狭苦しくなくゆったりと眠れました。
車内は高さがあるので、着替えるのも楽々。
間仕切りとカーテンで目隠しも完璧でした。
タンクを積んでいるので、蛇口から水が出るのも便利です。
デメリットは、
車が大きい分、駐車スペースが余分に必要なのと、
運転するとき、車幅の感覚に神経を使うこと。
特に左ハンドルは慣れていないので、
私が運転するとどうしても右に寄る癖が出てしまいました。
あとは燃費の悪さ…これは仕方がないですが…
リッター3kmでした。。
それでも繁忙期のホテル宿泊より充分コスパに優れ、
ドライブ自体を楽しみながら自由に旅ができる車中泊。
キャンピングカーで行く旅は、これからもまだまだ続きます。