香港☆2019年11月
2019年11月、
香港では春から始まった「2019香港民主化デモ」が続いていて、
「平和と秩序が保たれた安全な香港」からは遠ざかっているように見えましたが、
私たち家族はそんな中でも、子どもを連れて香港旅行に行ってきました。
実はこの香港旅行を決めたのは半年以上も前で、まだデモの兆しがほとんど見えていなかったころ。
しかし夏には空港が閉鎖されたり香港警察がプロテストを銃で攻撃したりと、
暴動が激化していきましたよね。
さすがの私も「ちょっと今回はヤバイかもしれない・・・キャンセルしようか」と数日間悩んでみましたが、
結局出発の1週間前に「行ってみよう!」と最終決断を下しました。
一抹の不安は抱えつつも実際に行ってみると、
そんな異常事態の香港にもたくさんの旅行者が世界中から訪れていて、
香港の一般市民の方々は皆さん変わらず親切で、
危険な時間帯と場所に近寄らなければ、全然問題なし!というのが率直な感想です。
* ** * ** * ** * ** *
旅程は2泊3日で、
1泊目は香港島〈JW マリオット〉に、2泊目は九龍島〈リッツカールトン〉に宿泊しました。
JWマリオットはクラブラウンジが素晴らしかったのですが、ホテルとしての全体の満足度はリッツカールトンに遠く及びません。(笑)
なので、ホテル情報としてはリッツカールトンをメインにこのブログを書きます。
〈The Ritz-Carlton, Hong Kong〉
九龍島で一際目立っている、あの突き出たビルの上層部に位置しています。
香港には泊まりたい素敵なホテルが多数あり、しかも毎年そのホテルが増えていくという状況にあって、
このホテルのゆるぎないアドバンテージは、
①立地
→エアポートエクスプレスの九龍駅直結。駅の改札を出て、ICC(ショッピングモール)内を歩いてエスカレーターかエレベーターを乗り継ぐこと数分で、ホテルに到着。
②眺め
→香港イチ高いその客室から、絶景が見渡せる。
③リッツカールトンという名前が持つ価値
→リッツカールトンの名にふさわしいゴージャスな空間で、気の利いたサービスを受けるこの心地よさ。
ローズウッドもセントレジスも捨てがたいけれど、
ハイフロアが好きなら間違いなくここが一番!
今回通してもらった部屋は、109階のデラックススイートです。
これ非常の際はさぁ・・・地上までの階段数考えると死ぬよね。
お部屋からの眺めはビクトリアハーバービューでこそなかったけど、
ハーバービューには違いない!
リビングからの景色
ベッドルームからの景色
では ここで、前日に泊まったJWマリオットホテルの部屋からの景色をどうぞ。
ね?
・・・失礼しました。
このふたつを比べるのはナンセンスですな。。
リッツカールトンのデラックススイートは、
75㎡の広さがあってリビングとベッドルームに分かれています。
参照:https://www.ritzcarlton.com/en/hotels/china/hong-kong/rooms-suites/deluxe-suite
リビングでのくつろぎスペースは、デスクと窓際のシェーズロング。
ターンダウン後には美味しいチョコレートのギフトを置いてくれたりして。
今回もありがたきアップグレードに感謝です。
アメックスの〈FINE HOTELS & RESORTS〉から予約しました。
マリオットボンヴォイのチタンエリートより特典が多いので利用価値大!
朝食が2人分無料だったり100$クレジットがついたりします。
ひゃっほ~い!
リッツカラーの子ども用バスローブも映えてます。
118階にある室内プールも楽しんできました。宿泊者は無料~
子どもも一緒に楽しめます。
こちらはアウトドア ジェットバスで、ガラスの壁に覆われているけど屋根はかかっていません。
ビーチチェアとかもあって、ここで飲み物もオーダーできるの最高。
ちなみにJWマリオットのプールは屋外でした。
11月はさすがに寒かったけど、夜でもプールに入れましたよ。
温水(40℃ぐらい)のジェットバスもちゃんとあって、プールは冷えるのでどちらかというとずっとそっちに入っていました。(笑)
空を見上げるとビル(ホテル)に囲まれているのがわかります。
この矢印が泊まったJWマリオットで、すぐ隣にはコンラッドやシャングリラが。
ホテル集合地区ですね。
そして夜は世界一高い場所にあるバー〈OZONE〉でまったり過ごしました。
子どもも21時までは余裕で同伴可。
店内は天井から足元までキラッキラのピッカピカ!(語彙力なくてすんません。)
80年代のディスコってこんな感じだったんじゃないかな~というバブリーな空間ですが、香港にはこのタイプのダイニング、多いですよね。
夕食として、ワインのお供にポテトやサラダをちょこっと頼みました。
そうして夜は更けて・・・・・・
さて朝食は!
予約が取れないアフタヌーンティーでも有名な〈The Lounge & Bar〉で。
ブッフェスタイルで種類が豊富、どれも美味しくて見た目もよし。
特にやっぱりパンが秀逸~!フルーツたっぷりの甘いパンにやられました。
そんで美味しく食べながらのこの絶景!
目の前がビクトリアハーバーッビュー!!
朝食の明細をもらったのでチラ見せすると、
通常は大人2人で1万円以上するみたいです。
ちなみにJWマリオットの朝食はクラブラウンジで。
このラウンジも居心地が良く、ティータイムでいただいたエッグタルトやスコーンも美味しかったです。
* ** * ** * ** * ** *
今回の滞在中は実際に大きなデモも起きていたし、かのペニンシュラホテルの正面入り口が閉鎖されていたり、夕方以降はMTRやバスが全部運休されたりと、いつもとは明らかに違う雰囲気も感じましたが、
それでも日中はスターフェリーや2階建てトラムに乗って街を自由に散策できたし、
見たかった景色も見に行くことができて楽しめました。
香港って何度行っても飽きない素敵な街です。
次行くときはどこのホテルに泊まろうかな~
と、すでにいくつか候補を絞っております。
やっぱりセントレジス、気になるな。
大好きなアンドレ・フーがデザインしたホテルには泊まってみたい・・・。
〈The St. Regis Bar〉、素敵ですね♡
実は興味本位でちょこっと偵察してきました。
今回はカフェのひと時を過ごしただけだったけど、次回はベッドの寝心地見てきます。
コロナが収束したらまた香港にも再訪だ!