コロナ禍でも Go on a trip!!
Go To トラベルなんかあろうとなかろうと
我が家では「疫病禍でも、ガイドラインに基づいて安全を確保しながら旅行に出かける」というスタンスで、今日まで過ごしてきました。
当たり前ですが、皆さんと同じように日常でも旅先でも感染拡大予防対策を徹底しています。
*公共の場では絶対マスク着用!
*できる限り人と密に接しない!一定の距離を保つ!
*手洗いを入念に!(ハンドソープとタオルは常に携帯)
*アルコール消毒も入念に!(アルコールジェルも常に携帯)
*少しでも体調がすぐれない同居人がいたら、数日間は注意して家から出ない!
お出かけ好きならすべて守って然るべき。
世の中、気を付けないといけないのは新型コロナウイルスだけではありませんから、社会通念上、他人を不快にさせたり不安にさせたりすることをせず、当たり前のマナーを守って行動すれば、自分だけでなく周りも穏やかに過ごせると思っています。
というわけで、2020年は海外渡航こそ実現できなかったけど、日本国内では行きたいところに家族で旅行してきました。
姫路、広島、宮崎、京都、奈良、久美浜温泉と城崎温泉、金沢、沖縄、島根、そして東京と横浜。
姫路城
広島
二条城
古宇利島
横浜みなとみらい
宮崎と沖縄は往復ともANAのフライトで行きましたが、ANAは感染予防対策が万全のように見えましたので、不安を感じることは一切ありませんでした。
広島は新幹線で往復しました。新幹線もなんの危険も感じず、いつもどおりでした。
ちなみにそれ以外の旅行先へはすべて車で行きました。
(この時代にハイオクガソリン、リッター10kmもない愛車で・・・。)
いつもとは違う緊張感に包まれながらも、
移動中も滞在中も、たくさん幸せを感じることができたので、
私はコロナ禍でも仕事や家事をするのと同じように、趣味や遊びを楽しむことを全面的に肯定します。
ただし、守るべきルールは絶対厳守で!
こんな状況下ですが、いろいろなところに無事に旅行できて、素晴らしい体験をさせてもらえたことに、心から感謝しています。
それに10月からGo To トラベルに付随して〈地域共通クーポン〉なるキャンペーンも始まるので、これは旅好きなら利用しとかなあかんでしょう。
もう実際にやることが決まってスタートしてるので、
「税金の使われ方が~」とか「利権が~」とかいろいろ思うところはあるけど、とりあえずもらえるものは使いましょう。
今回はちょっと挑発的なタイトルを付けましたが、
この数ヶ月間で行けなかったヨーロッパ旅行を残念に思うより、行ったところを旅ログに書き残しておくことにしたので、
興味をお持ちの方はこの先のブログも読み進めていただけると嬉しいです。
この先は簡潔に、泊まったホテルの感想などをまとめています。
以下がそのラインナップ ↓↓↓
- 広島 → シェラトングランドホテル広島(マリオット系)
- 宮崎 → シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート(マリオット系)
- 久美浜 → 碧翠御苑(旅館)
- 金沢 → 金澤湯涌温泉 百楽荘(旅館)
- 沖縄 → ザ・リッツ・カールトン沖縄(マリオット系)
- 東京 → メズム東京(マリオット系)
- 横浜 → インターコンチネンタル横浜 Pier 8(IHG)
主人がMarriott Bonvoyの会員とあって、さすがにマリオット系列のホテルが多いのですが・・・
今年の3月をもって最上級会員のTitanium EliteからGold Eliteに降格しました。
(Titaniumは年間75泊しないと維持できません。いやもう無理やて。)
というわけで、Titaniumのあれもこれもベネフィットは宮崎のシェラトンでおしまい。
(とかいいながら、やっぱりマリオットのプラチナ以上のステータスはとても価値があるので、私たちは今後もプラチナを維持しようと思っています。)
宮崎のシェラトンは、とてもバランスが取れた良いホテルだったと個人的には思います。
リゾートホテルとしてのアクティビティーが充実していて、どの年齢層、どの組み合わせでも楽しめそうでした。
広島のシェラトンは、全体的に古さが否めないかな~と思うところですが、新幹線での移動を考えるとベストな立地、そこそこのグレード感があるので全然悪くなかったです。(しかもアップグレードでスイートに通してくれたので、好印象♡)
金澤の百楽荘は、石川県の能登と金沢の2か所にあるモダンな旅館。
たまには外資系ではない日本の旅館に泊まってみたいということで、こちらを選びました。
別邸 神楽(かぐら)と本館 彩心(いろは)、そのどちらにも泊まったので比較してみます。
もうひとつ久美浜の碧翠御苑という旅館にも泊まってみました。
純和風という響きに惹かれ選んだこの旅館は、城崎温泉からも近く、城崎ほど目立っていないため静寂に包まれていました。落ち着いた和の趣を感じられる宿です。
そして沖縄のリッツカールトンは、ずっと前から一度泊まってみたかったホテルです!
今まで夏の旅行は海外のビーチリゾートしか視界に入っておらず、コロナで海外に出られないという状況下で、今年初めて沖縄にフォーカスが当たりました。
沖縄はハレクラニや星のやも新しく登場したし、老舗のブセナテラスもそれはそれは素敵なホテルですが、リッツカールトンも予想通りお気に入りのホテルになりました。
あと、東京の竹芝に昨年開業したメズム東京は面白かったですね。
独特のスタイルや雰囲気には賛否両論あるようですが、私は好きでした。
ちゃんとマリオットグループとしてのおもてなしが行き届いていたし、ほかにはないオリジナリティが印象深いので。
横浜に今年新しくオープンしたインターコンチネンタル Pier8は、新しいから綺麗という点においては横浜では一番でしょう。(カハラも新たに開業しましたが、9月の4連休時点ではインターコンチが最新でした。)
ロイヤルパークホテルとベイホテル東急にも以前泊まったことがありますが、新規オープンの新鮮さってホテルの強みですよね。
でも、インターコンチネンタルは・・・マリオット系に比べると・・・サービスが落ちる気がします・・・。
主人は一応、IHGの最上級会員であるスパイアエリートで(同時にアンバサダーでもあり)、宿泊特典がいろいろあってありがたい・・・んだけど、だけど、マリオット系と比べると「あぁなんでそうなるのっ」というようなサービスが揃っています。。
エリートメンバーの特典どうこうを除けば、このPier8、良いホテルでした。
横浜ハンマーヘッドという埠頭にあって、ロケーションは間違いなくカップル向き!
さて、超個人的な感想で偏見だらけのまとめとはいえ、7つの宿を一気に紹介するのはしんどいので、それぞれの宿の細かい話についてはこのあとの旅ログに続きます。
コロナ禍でも日常は続いていくし、未来に希望は持ちたいので、
これからも旅行は諦めず!行けるところに行く所存です!
海外にも早く行きたい!!
先走る性格なので、もう来年の夏の旅行も予約しましたよ!
フライトとホテルをがっちり押さえてやりました。
去年、シンガポールに行ったときと同じメンバー(両親と妹家族に弟家族)、
12人でハワイ旅行だぞ~!!
果たして2021年の夏に私はハワイ旅行へ行けるのだろうか?
どちらにせよ、予約は先手必勝です!
香港☆2019年11月
2019年11月、
香港では春から始まった「2019香港民主化デモ」が続いていて、
「平和と秩序が保たれた安全な香港」からは遠ざかっているように見えましたが、
私たち家族はそんな中でも、子どもを連れて香港旅行に行ってきました。
実はこの香港旅行を決めたのは半年以上も前で、まだデモの兆しがほとんど見えていなかったころ。
しかし夏には空港が閉鎖されたり香港警察がプロテストを銃で攻撃したりと、
暴動が激化していきましたよね。
さすがの私も「ちょっと今回はヤバイかもしれない・・・キャンセルしようか」と数日間悩んでみましたが、
結局出発の1週間前に「行ってみよう!」と最終決断を下しました。
一抹の不安は抱えつつも実際に行ってみると、
そんな異常事態の香港にもたくさんの旅行者が世界中から訪れていて、
香港の一般市民の方々は皆さん変わらず親切で、
危険な時間帯と場所に近寄らなければ、全然問題なし!というのが率直な感想です。
* ** * ** * ** * ** *
旅程は2泊3日で、
1泊目は香港島〈JW マリオット〉に、2泊目は九龍島〈リッツカールトン〉に宿泊しました。
JWマリオットはクラブラウンジが素晴らしかったのですが、ホテルとしての全体の満足度はリッツカールトンに遠く及びません。(笑)
なので、ホテル情報としてはリッツカールトンをメインにこのブログを書きます。
〈The Ritz-Carlton, Hong Kong〉
九龍島で一際目立っている、あの突き出たビルの上層部に位置しています。
香港には泊まりたい素敵なホテルが多数あり、しかも毎年そのホテルが増えていくという状況にあって、
このホテルのゆるぎないアドバンテージは、
①立地
→エアポートエクスプレスの九龍駅直結。駅の改札を出て、ICC(ショッピングモール)内を歩いてエスカレーターかエレベーターを乗り継ぐこと数分で、ホテルに到着。
②眺め
→香港イチ高いその客室から、絶景が見渡せる。
③リッツカールトンという名前が持つ価値
→リッツカールトンの名にふさわしいゴージャスな空間で、気の利いたサービスを受けるこの心地よさ。
ローズウッドもセントレジスも捨てがたいけれど、
ハイフロアが好きなら間違いなくここが一番!
今回通してもらった部屋は、109階のデラックススイートです。
これ非常の際はさぁ・・・地上までの階段数考えると死ぬよね。
お部屋からの眺めはビクトリアハーバービューでこそなかったけど、
ハーバービューには違いない!
リビングからの景色
ベッドルームからの景色
では ここで、前日に泊まったJWマリオットホテルの部屋からの景色をどうぞ。
ね?
・・・失礼しました。
このふたつを比べるのはナンセンスですな。。
リッツカールトンのデラックススイートは、
75㎡の広さがあってリビングとベッドルームに分かれています。
参照:https://www.ritzcarlton.com/en/hotels/china/hong-kong/rooms-suites/deluxe-suite
リビングでのくつろぎスペースは、デスクと窓際のシェーズロング。
ターンダウン後には美味しいチョコレートのギフトを置いてくれたりして。
今回もありがたきアップグレードに感謝です。
アメックスの〈FINE HOTELS & RESORTS〉から予約しました。
マリオットボンヴォイのチタンエリートより特典が多いので利用価値大!
朝食が2人分無料だったり100$クレジットがついたりします。
ひゃっほ~い!
リッツカラーの子ども用バスローブも映えてます。
118階にある室内プールも楽しんできました。宿泊者は無料~
子どもも一緒に楽しめます。
こちらはアウトドア ジェットバスで、ガラスの壁に覆われているけど屋根はかかっていません。
ビーチチェアとかもあって、ここで飲み物もオーダーできるの最高。
ちなみにJWマリオットのプールは屋外でした。
11月はさすがに寒かったけど、夜でもプールに入れましたよ。
温水(40℃ぐらい)のジェットバスもちゃんとあって、プールは冷えるのでどちらかというとずっとそっちに入っていました。(笑)
空を見上げるとビル(ホテル)に囲まれているのがわかります。
この矢印が泊まったJWマリオットで、すぐ隣にはコンラッドやシャングリラが。
ホテル集合地区ですね。
そして夜は世界一高い場所にあるバー〈OZONE〉でまったり過ごしました。
子どもも21時までは余裕で同伴可。
店内は天井から足元までキラッキラのピッカピカ!(語彙力なくてすんません。)
80年代のディスコってこんな感じだったんじゃないかな~というバブリーな空間ですが、香港にはこのタイプのダイニング、多いですよね。
夕食として、ワインのお供にポテトやサラダをちょこっと頼みました。
そうして夜は更けて・・・・・・
さて朝食は!
予約が取れないアフタヌーンティーでも有名な〈The Lounge & Bar〉で。
ブッフェスタイルで種類が豊富、どれも美味しくて見た目もよし。
特にやっぱりパンが秀逸~!フルーツたっぷりの甘いパンにやられました。
そんで美味しく食べながらのこの絶景!
目の前がビクトリアハーバーッビュー!!
朝食の明細をもらったのでチラ見せすると、
通常は大人2人で1万円以上するみたいです。
ちなみにJWマリオットの朝食はクラブラウンジで。
このラウンジも居心地が良く、ティータイムでいただいたエッグタルトやスコーンも美味しかったです。
* ** * ** * ** * ** *
今回の滞在中は実際に大きなデモも起きていたし、かのペニンシュラホテルの正面入り口が閉鎖されていたり、夕方以降はMTRやバスが全部運休されたりと、いつもとは明らかに違う雰囲気も感じましたが、
それでも日中はスターフェリーや2階建てトラムに乗って街を自由に散策できたし、
見たかった景色も見に行くことができて楽しめました。
香港って何度行っても飽きない素敵な街です。
次行くときはどこのホテルに泊まろうかな~
と、すでにいくつか候補を絞っております。
やっぱりセントレジス、気になるな。
大好きなアンドレ・フーがデザインしたホテルには泊まってみたい・・・。
〈The St. Regis Bar〉、素敵ですね♡
実は興味本位でちょこっと偵察してきました。
今回はカフェのひと時を過ごしただけだったけど、次回はベッドの寝心地見てきます。
コロナが収束したらまた香港にも再訪だ!
旅は続くよどこまでも
2020年、
新型コロナウイルスは、私たち人間から何よりも尊い「自由」を奪いました。
トラベラーたちの旅行計画を片っ端からぶち壊して、
貴重な休暇の楽しみも、
やりたかったことを実現させるチャンスも、
人との出会いや触れ合いも、
そこでしか食べられない美味しい食事も、
美しい景色をこの目で見ることも、
学びや発見や感動することも、
一切合切奪い去っていきました。
ひとりひとりの日常は塗りつぶされて、大きな試練を地球人全体で共有させられることとなりました。
命の危険にまでさらされている今、
「不要不急」というジャンルでは最たるものにあたる「旅行」は、もはや実現不可能な状況にあります。
私たちの旅行計画も例外ではなく、いくつか粉々になりました。
そのひとつが、6月に予定していたヨーロッパ旅行です。
貯めていたマイレージを使って、家族でローマ・ロンドン・パリを周遊し、
ちょっと素敵なホテルで泊まって優雅に朝食を♡
なんて考えていたのがあっけなく全滅。。
旅行代理店やアメックスのコンシェルジェさんとかに予約を一括で頼んでおけば、
電話一本ですべての予約がキャンセルできたり、
「疫病による不測の事態」ということで、返金不可のキャンセルポリシーを飛び越えて返金してくれたり、
こちらの都合でいつキャンセルを依頼してもOKだったりしたのでしょうけど。
私は、ホテル(3都市分)・航空券(日本からの往復+個人的に取ったローマ→ロンドン便)・ユーロスターなど、全部代理店を通さず直接予約していたため、それぞれに適当なタイミングをみて連絡をしなければならず、心が折れそうです。
宿泊先や交通手段はどれも通常よりお得な早割で予約したので、2020年1月時点で、ヨーロッパ旅行に必要な分は一つ残らず予約済でした。
今回のコロナパニックで、世界中の観光業界が大変な損害を被っていることは承知していますが、私たちにもその影響が及んで、全額返金してもらえることは絶望的です。
ホテルによっては返金は一切応じてもらえず、「滞在日程の変更のみ受け付けます」という状況。
ユーロスターも返金はなしで、日程の変更のみ可。
航空券のマイレージは、フライトキャンセルによって全マイルが手元に返ってきたとしても、その有効期限が延長されることはないので、期限が切れる前に次のフライトの予約をしなければならず。
おぉぉ!!
楽しみにしていた旅行がなくなるというダメージに加えて、お金まで返ってこないなんて…。
軽く20万円以上の損失↓↓↓
クレジットカード会社の保険でも賄いきれないので、もう諦めるしかないのですが、肩を落としてしまいます。
こんな思いをしているのは、私だけではないはず。
もっと損失額が大きい方、あるいは旅行業界でお仕事をされていて、収入が減った or 無くなったという方もおられるでしょう。
旅行好きのいち個人として私が言いたいのは、
「収束したら、今回行けなかった分、二倍増しで旅行してやるからな!!」
という宣言です。
旅行は、個人的には生命維持に必要不可欠な行為です。
3度の飯と同じぐらい大切で、ほとんど治療行為に等しい。
そんな旅行が、「中止になったからって、死なないし。」なんて言われるのが結構刺さります。
でも、今は耐えて待つとき。
大切な航空会社、空港、ホテル、旅館、飲食店が、どうかこの危機を乗り越えて、いつまでも存在し続けてくれますように!
旅行を楽しみにしていた全ての人が、この先遠くない未来に、また新たに旅行を計画して、思いっきり自由に世界中を飛び回って旅を楽しめる日が来ますように!
シンガポール旅行☆Vol.4:ホテル編~Shangri-La's Rasa Sentosa Resort & Spa
2019年の夏休みはシンガポール旅行に行ってきました!
夫と息子の家族3人と、
60代の両親、1歳の子どもをもつ妹家族、1歳と2歳の子どもをもつ弟家族の、
ちびっこ4人を連れた総勢12人という大家族での旅行です!
***前半2泊のホテルについてはこちら ↓
続いて今回は、
後半2泊のホテル編です。
宿泊ホテルは〈Shangri-La's Rasa Sentosa Resort & Spa〉です。
シンガポールのホテル - ラグジュアリー5つ星 | シャングリ・ラ ラサセントーサ リゾート&スパ
3日目の昼過ぎにJWマリオットホテルをチェックアウトして、TAXIでセントーサ島に入りました。
前々回も書きましたが、シャングリ・ラ ラサ セントーサはシンガポール在住の友人が一番に薦めてくれたホテルです。
彼女も幼児の子育て真っ最中なので、子ども連れに最適な宿泊先をいろいろ知っていましたが、やはりシャングリラなら間違いないだろうと言ってくれたので。
実際に泊まってみると、本当に子ども連れファミリーが多かったです。
時刻は14時前ですが、お部屋の準備が整っているということですぐにチェックインできました。
このホテルは、シャングリラのロイヤリティプログラム「ゴールデンサークル」の「ジェイド会員」である主人と私が、3部屋と1部屋を分けて、それぞれ代表者として予約しました。
シャングリラもマリオットと同じように宿泊ポイントが最大で3部屋分つきます。4部屋の予約だったので、1部屋を私名義で予約することで、ジェイド会員の特典(優先チェックインや朝食2人分無料、ウェルカムギフト、アーリーチェックインとレイトチェックアウトなど)が2部屋分もらえました。
チェックイン時にレセプションが混んでいたので、「ジェイドメンバーなんですけど、優先チェックインできます?」と聞くと、
すぐに「こちらへどうぞ」と端にあるデスクに誘導してくださり、パパパパッと手続きをしてもらえました。
このとき担当してくださったこちらの女性は、すっごく感じが良くて仕事が早くて気が利く、フロントオフィスの鏡のような方でした。
全員分のパスポートを見ながら、テキパキとパソコンにデータ入力している最中、数日後に2歳の誕生日を迎える甥っ子の生年月日に気づいて、
「あら!この子もうすぐ誕生日なのね!ケーキを部屋に届けるわ!」と笑顔で言ってくれたので、
私が、「あぁ、ありがたいんだけど彼アレルギーだから、ケーキは食べられないの。」と言うと、
「それならフルーツ盛り合わせはどう?」と提案してくれました。
そして実際に彼女がバースデーソングを歌いながら、部屋まで持ってきてくれたようです。
こういう特別なおもてなしをいただくと、一生忘れないもんですよね。
彼の両親(妹夫婦)はこのサプライズにとても感動していました。
甥っ子も美味しいフルーツのプレゼントに大喜び♡
さすがシャングリラ!良いホテルです。
では早速、今回泊まったお部屋をご紹介します☆
予約していたのは「プールビューデラックス」というルームタイプです。
このホテルのほとんどの部屋が、それかそれ以上のカテゴリに分けられると思いますが、下から3つ目のグレードでした。
今回は特にアップグレードはなく、予約通りの部屋に宿泊。
リゾートというだけあって、お部屋はシティのホテルより広々としています。
私たちの部屋は5階に4部屋横並びで割り当てられ、
そのうち1組はコネクティングルームでした。
フロントが5階にあるので、そのままエレベーターを使わずに長い廊下を歩きます。
(途中、階段が数段ありそこを上りますが、裏口の方にスロープもあるようでした。
セキュリティも万全で、客室エリアへ行くにはカードキーをかざしてロックを解除する必要があります。)
室内はナチュラル・リゾートな感じ!
ベッドの奥のスペースはゆとりがあって、ソファも大きめ。
ソファは広げるとエキストラベッドになります。
バスルームにはガラス窓がついていて、ブラインドの開閉でプライバシーを調節できます。
バスルームはワンルームタイプです。
トイレは温水洗浄便座ではありませんでした。
シャワーブースの水捌けは微妙。水圧も微妙。(悪くはないですが。)
バスタブは水圧GOOD
シンクはひとつ。
用意されていたアメニティは最低限でシンプルでした。
高評価ポイントは、クローゼットのほかに引き出しや棚が各所にたくさんあって、収納力が高い部屋だというところです。
あと、魅力はなんといってもバルコニー!
建物が弧を描いているので、ほかの客室がよく見えます(笑)
そして魅惑のプールビュ・・・
・・・あ、あれ?
プールビュー??
・・・・・・・・・・。
ま、まぁ景色はおいときましょう。
到着時は各部屋にフルーツをセットしてくれていました。
冷蔵庫内のドリンクは、1ラウンド無料です。
しかしちょっと物足らない感じがする。。
(台北のホテルプロバーブズにはビールも2本あったからなぁ。)
ところでジェイドメンバーはチェックイン時に「ウェルカムアメニティ」を3つ選べるので、私ちの部屋にはビールをチョイスしときました。
これで冷蔵庫にビールが2本補充されて主人も満足げ。
ちなみにこの特典は4部屋中2部屋が受けられる対象になっていたので、2部屋分選びました。
ウェルカムアメニティはほかに、チョコとローカルアメニティをチョイスすると、こんな感じに。
それと、日本人ゲスト向けにありがたい日本語の案内書が用意されていました。
これもチェックイン時にもらえます。
表 ↓
裏 ↓
ホテルの情報が両面にぎっしりと。
1部屋に1枚もらえるので、同行者全員に情報がいきわたって便利です。
さらにセントーサ島のガイドマップまでついてきました。
そして、セントーサ島内で使えるファンパスも、一人一枚もらえます。
なかなかこれを使いこなせるまでには至らなかったのですが~、
これでセントーサエクスプレス(島内を走るモノレール)にも乗車できるので、お得に遊べるアイテムには違いないです。
島内を巡回する無料バスは、ホテルから緩やかな坂道を2分ほど徒歩で下ればバス停があるし、同じところにケーブルカーの駅やコンビニもあるので、決して不便な立地ではないですね。
(このバスでセントーサ島のほかの観光スポットや、ショッピングモールのビボシティにも行けます。)
ホテルそばのシロソビーチも、子ども向け遊具があって楽しそうでした。
そしてなんといってもプールがパラダイス。
スライダーあり
水浴びコーナーあり
子どもたちのが喜ぶ仕掛けや工夫がたくさんあったので、みんな大はしゃぎ。
なるほど、子ども連れで数日間のリゾートを満喫できるホテルですね。
朝食も評判通り、質・ボリュームともにハイレベルでした!
ジュースもいろいろあるし
グルテンフリーコーナーもあるし
キッズゾーンには低いカウンターにジュースや料理が並んでいるので
子どもが自分で積極的に料理を取りに行っていました。
グリーンサラダやドレッシングもいろいろあるし
ホットミールもいろいろあるし
エッグステーションも活気があって
こんな鮮やかに飾り付けられていたら、ヨーグルトを取りに行くのも楽しくなっちゃう
場所はメインダイニングの〈シルバーシェルカフェ〉で、ランチやカフェタイムも営業していましたが、朝食ブッフェは6時半から10時半まで。
ロビーから階段を下りて行ったところにあります。
一体何人収容できるんだろう…?って不思議なぐらい、とっても広くて奥行きがあるレストランですが、毎朝入店待ちの行列ができてました。
朝食はやっぱりテラス席で食べたい派の私たち。
テラスにも、レストランをぐるりと囲む相当数の座席がありました。
朝7時ごろはこんなに空いているのに、9時には満席になります。
朝でもモワッとした暑い空気の中で、孔雀や小鳥たちを間近に見ながら食べる朝食も、非日常を味わえて良いものでした。
そして世界各国の料理が並ぶ中、朝からチャレンジしてみたくなってしまうほど美味しそうだった、
本格インドカレー!
いくつかあった中から選んだのは、野菜カレーとチキンカレー。
どちらも美味しかったです!
このように、食事もロケーションも良かったので全体的には好印象ですが、
セントーサ島のリゾートホテルだけあって宿泊費がかさみました。
1泊朝食付の1部屋あたりの料金は、VAT込みで46,000円以上。
バリ島やダナンのリゾートに比べると、セントーサ島は高いですね。。
シティのJWは、思った以上にリーズナブルでコスパが良かったです。
(おかげで全部を合計すると、当初の宿泊費予算内におさまりました。)
このホテルでは最後の夜に、〈トラピッツァ〉というレストランで、全員一緒のディナーもいただきました。
ロビーから外へ、このような目印を頼りに歩いていきます。
緑に囲まれた細い通路を、ぐんぐん進んで。
お店はシロソビーチフロントにある、オープンエアのイタリアン。
カジュアルに美味しいイタリア料理が楽しめるので、おすすめです。
私たちはワインとピザを豪快にいただきました。
シンガポールで食べる食事では、イタリアンが結構美味しいんですよね。
10年以上前に旅行した時も、何度かマリーナエリアでイタリアンをチョイスして食べましたが、どれもレベルが高かったんです。
それで今回もいけるんじゃないかと予想して行きましたが、
期待通り!PIZZAがとても美味しかったです!
生ハムとルッコラのPIZZA
イタリアではおなじみの味ですが、これも本場に近い味。
シーザーサラダやマルゲリータ、クアトロフォルマッジなども美味しくて、みんな幸せいっぱいの笑顔でたいらげました。
パスタもいくつかオーダー。これも当たりでした。
しかも、高級ホテルのダイニングとは思えないお値打ち価格だし、
店員のみなさんも感じが良くて仕事もテキパキ。
最後の夜を最高の食事で締めくくることができました。
さて、以上でシンガポールのホテル編はおしまいです。
次回もシンガポール編を書くとしたら、観光名所の感想などを綴ります。
シンガポール旅行☆Vol.3:引き続きJW Marriott Hotel South Beach
2019年8月に家族旅行で泊まったシンガポールの〈JW Marriott Hotel South Beach〉について
泊まったお部屋とエグゼクティブラウンジについて綴ったブログ
の続きです。
朝食はエグゼクティブラウンジでも十分満足にいただけますが、元々私たちが予約していた宿泊プランは、ホテルのブッフェダイニング〈Beach Road Kitchen〉での朝食付きでしたので、2日目以降はそちらに行きました。
そのダイニングは1階のロビーからエントランスを出てすぐ左にあります。
上のフロアマップをご覧ください。
ホテルはいくつかの建物が連立した造りになっていて、
サウスタワーにロビーと我々が泊まった客室があり、朝食ブッフェのレストランは別館に位置しているので、一旦外に出てアクセスすることになります。
(エグゼクティブラウンジがこの上階にありますが、ラウンジまでは室内の回廊を通って行けました。)
さぁ、外からもキッチンがよく見える、ガラス張りの明るくて大きなレストランです。
お料理はエグゼクティブラウンジをさらに上回る、充実のラインナップでした。
種類ごとにコーナーが分けられていて、見てまわるのが楽しい~!
ディスプレイが素敵じゃないですか。
新鮮なフルーツや野菜は種類豊富で選ぶのに時間がかかりそうです。
パンも美味しい!
ベーコン・ソーセージなど定番メニューのほかに、グルテンフリーや中華系点心・麺類のコーナーもあり、多種多様。和食もあったかな?食べていないのでうろ覚えですが。。
ほかにはエッグステーションと、子どもが喜ぶできたてワッフルとパンケーキのカウンターもありました。
そしてソフトクリームまで作れちゃいます。
シリアルコーナーにソフトクリーム用のコーンがありました。
ばあば、孫のためにぐるぐるに挑戦・・・
こうゆうの嬉しいよね~!!
そして味はどれもなかなかいける!
中華系の国では、朝食ブッフェのお料理がちょっと・・・ということがよくある気がしますが、こちらは美味しかったです。
さすがJW Marriott~!
ドバイのJW Marriottの朝食もとっても豪華で美味しかったので、今後もJWとつくホテルの食事は期待できそう。
座席数は多いですが、朝9時前後は待ち時間が出る混雑具合でした。
行列ができると無料のコーヒースタンドが登場して、ゲストはそれを飲みながら待っている感じでした。
さて、このレストランのオススメポジションは、テラスです。
室内はクーラーが利いているので過ごしやすいですが、混んでいるとゴチャゴチャザワザワするので落ち着かなくて。
最初はインドアの大きなテーブルを囲って食事をしていたんですけど、
その先に見えるテラスが羨ましくなって、テーブルをチェンジしてもらいました。
ほとんどのゲストがインドアを希望していたので、テラス席は空いていたようです。(なので翌日もテラス希望と伝えると、待ち時間がなくスムーズに入店できました。)
ガーデンパラソルが開き渡っているので、直射日光は避けられます。
エグゼクティブラウンジにはないこのテラス席で、毎朝気持ちよく朝食を摂れたので、朝食付きのプランにしておいて良かった♡と思いました。
お腹を満たしたあとは、プールでリラクゼーション。
ホテルライフを豊かにする大切なポイントのひとつに、プールがありますよね。
シンガポールのような常夏の国では、最重要設備ではないでしょうか。
ありますよ~このホテルにも。
あのインフィニティプールのような絶景とまではいきませんが、なかなかの眺望ですよね。
SNSにあげたくなるようなプールじゃないですか。
ありますよ~プールサイドにはバーも。
主人はビールをオーダーして、プールの中で寛いでいました。
いや~、悪くないですねぇ。
ただ、このプールはコンクリートの屋根に覆われているため、暑いシンガポールといえどちょっと肌寒いかも・・・。
日中のうだるような暑さを和らげる目的にはちょうど良さそうなんだけどな。
と、私たちはこちらのプールにしか目をつけていなかったんですが、
もうひとつ「屋根のない屋外プール」というものが、このホテルには存在していたらしく。
滞在中に気づいていたらきっとそちらにも行ったのに、痛恨のミス!
(でもチェックイン時、確かにスタッフも「プールは2つあります」と言っていた。)
これからJW Marriott Hotel South Beachにご宿泊される方は、是非もう一つのプールも偵察に行かれることをおすすめします。(そっちも良さそうなので。)
では続いて、エグゼクティブラウンジの感想を追加でちょっと。
ラウンジは朝6時から朝食タイムが始まり、24時まで営業していましたが、カクテルタイムが21時半で終わるとそのあとはカフェしかありません。
12歳以下の子どもは19時半までしかいられないので、この辺は日本のマリオットホテルと変わらないルールが適用されています。
今回私たちは、シティ観光に飽きず外出している時間が長かったので、到着時の朝食以外はほとんどラウンジを利用せず、2泊したのにカクテルタイムも未経験ですが、一度だけアフタヌーンティータイムにはお邪魔しました。
スコーンやほかのスイーツ、サンドイッチなどのセイボリーも美味しかったので、やっぱりこのラウンジはかなりレベルが高いと思います。
実は私、アフタヌーンティーという行為そのものがとても好きで、
わざわざお金を払ってまで、いろいろなホテルのアフタヌーンティーを試したい人間です。
今回の旅行でも、「とっておき」のそれをするために、たくさんのホテルのアフタヌーンティー情報を集めて調査し、現地在住の友人にもオススメのラウンジを聞いてみたりして、一か所だけ選び抜き行ってきました。
後日の旅ログでそちらもきっとアップしますが、
味だけで評価するなら、こちらのエグゼクティブラウンジの方が上です。
景色や空間も楽しみの一つだけど、ひとつひとつが口に合うかどうかは、食べてみないと知れないものですね。
JW Marriott Hotel South Beachのエグゼクティブラウンジと、このラウンジに家族全員でのアクセスを許可してくださったホテルに、改めて感謝します。
次のブログはなに編を書こうかな~
まだまだシンガポール旅行、続きます。
シンガポール旅行☆Vol.2:ホテル編~JW Marriott Hotel South Beachから厚遇を受ける
その日は夜の21時に、関西空港で集合しました。
我が家の家族3人(夫・息子・私)と、妹家族3人(子ども1人)、弟家族4人(子ども2人)、それに両親が加わった、4家族3世代12人でシンガポール旅行に出発です。
フライトはシンガポール航空、23:25発。
両親ふたりがビジネスクラスで、それ以外は全員エコノミークラスでしたが、空港でのチェックイン時に両親が一緒だったこともあり、全員の荷物にプライオリティタグをつけてくれ、保安検査もファストレーンの案内をされました。(全然混んでなかったけど。)
そして飛行機は定刻通りに出発。
弟と妹の家族にはそれぞれ2歳未満の子どもがいたため、最前列のシートを無料で指定することができましたが、私たちは有料指定をしたのに2列目かぁ。と思っていると、「最前列のシートが空いておりますので、ご家族様とご同行ですし、そちらに変更いたします。」という配慮をいただいて、無事に最前列に座ることができました。
幸先のいいスタート!
(少しでも足元が広いと、ストレスが軽減されますね。)
右手に妹家族。
ベビーバシネットをつけても、十分ゆとりのあるスペースです。
乳幼児連れの方は、早めのフライト予約でこの最前列を確保してくださいね。
シンガポール航空では基本、最前列は2歳未満の子ども連れだけを対象に指定ができるようになっていました。
そして少し寝落ちしたらあっという間に到着。
かなり早朝の入国ですが、子どもたちもなんとか元気に乗り切りました。
シンガポールのチャンギ国際空港はターミナルが4つあって、到着ターミナルは当日に決まるという特徴があります。
日本との間を飛ばしているシンガポール航空の離着陸は、ターミナル3が多いようで、実際に到着したターミナルもそこでした。
空港からホテルまでの移動は、事前に予約しておいたシャトルバスです。
Ground Transport Concierge | Singapore Changi Airport
12人乗りで荷物も12個までOKというバスでしたので、全員が一斉に移動できるのはこれしかありませんでした。
レギュラーTAXIなら3~4台、7人乗りのラージTAXIでも2台と分かれることになるため、料金もその分かかります。
それならいっそ、1台のバスで行けた方が良いよねということで。
受け付けカウンターと乗り場はすぐに見つけられましたが、バスに乗れるまでは30分ほど待ちました。
こちらがそのカウンターです。
最初に、「出発は30分後になるわ、カフェで時間をつぶして待ってて。」と言われていたので、そんなに苦にならない待ち時間でした。
そしてバスに乗ってしまえば、30分ほどでホテルに到着。
まだ夜が明けきらない薄暗い中、〈JW Marriott Hotel South Beach〉のエントランスは煌々と輝いておりました。
まず出迎えてくれたのは、ゴリラ。
奥行を感じる細長いロビー。
朝6時過ぎにはまだほかのゲストの姿は見えません。
こんなベンチ初めて見た!(実際にここに腰掛けましたが、背もたれには怖くて寄りかかれませんでした。笑)
さて、チェックインしましょうか。
早朝の到着で問題なのは、部屋にその時間に入室できるのかどうかということです。
私たちは今回、2部屋だけアーリーチェックインができないかと、事前にメールで頼んでいました。
1~2歳の子どももいるし、60代の両親(主に父)は部屋がないと落ち着かないので、4部屋のうち2部屋だけ、早朝にアーリーチェックインができたらとても助かると。
すると、フロントオフィスのTさんから「本来であればアーリーチェックインの確約はできませんが、なんとか頑張って調整してみます。」という返事をいただきました。
そして当日、チェックインカウンターで言われた言葉は、
「あぁ、残念ながら一部屋も空いていないので、チェックインは15時からになります。」
Ohhh, Noooo!!!!
「えっ、2部屋のアーリーチェックインを頼んでいたんですが、できないんですか?でも私、メールでTさんから、調整しますって言われたんですよ。ほら!」
と言ってメールを見せる。
「んん?あぁ本当ですね、えっと、ちょっと待ってください……。(パソコンの画面を睨みつけながらキーボードをカタカタカタ…)あぁ、確かに2部屋リクエストされていますね。ではアーリーチェックイン、OKです。」
Ohhh, Yeahhhh!!!!
ありがとう!Tさん!!
メールに「確約します」とは書いていなかったものの、できちゃいました。
そして、今までこんなことは一度もなかったのですが、
主人のスマホで見たマリオット公式アプリの予約確認書では、私たちが当初予約していた部屋は《レギュラーフロアのデラックスキングルーム3部屋》だったのに、
それが《クラブフロアのデラックスキングルーム3部屋、全部屋ともエグゼクティブラウンジにアクセス可》と変更(アップグレード)されていたのでした。
もちろん金額はそのままで。
主人はこのことには出発の2週間ほど前に気づいていて、
「そんなことある? チタンエリート(最上級会員)だからって、アップグレードは1室だけ、ラウンジアクセスも本来俺たちふたりだけのはずなのに、何かの手違いかな? でも一応スクショ撮っておこう」と、証拠を残していました。
そして、もしかしたらホテルからのご厚意かもしれない!
と浮足立った私は、母が予約している部屋も確かめるために、母のIDでマリオットにログインし、予約確認のページを開いてみました。
(*主人の予約3部屋と母の予約1部屋がひとつの家族で、合計4部屋を予約してある旨は、これも事前に先方に伝えてありました。)
するとびっくり!
両親の部屋は《クラブプレミアツイン(デラックスよりさらに格上)、ラウンジアクセス可》にアップグレードされていました。
これは間違いなく、Tさんがアレンジしてくれたやつだ・・・!!
そう確信した私は、お礼も兼ねて
「本当にクラブラウンジに全員通していただけるんでしょうか?」と確認メールを送信。
それに対しTさんは、
「ご安心ください。全室クラブフロアにアップグレードしてあります。さらにご両親には特別にクラブフロアの最上級ルームをご用意しました。」と返信してくださいました。
すごい、ありがとう!Tさん!!
こうして意気揚々とアーリーチェックインの手続きを始めたわけですが、
「あのぉ、一応確認なんですけど、お部屋は4部屋ともクラブフロアで全室ラウンジアクセスOKですよねぇ?」
と聞いてみたところ、
「いいえ?1部屋だけクラブフロアで、あとの3部屋はレギュラーフロアです。もちろんラウンジアクセスも、チタンエリートの1部屋2人分だけですよ?」
Ohhhh, Nooooo!!!!
(やっぱり?やっぱそうなっちゃう?)
「いやでもこれも事前に確認済みでね、私、Tさんから、4部屋クラブフロアにアップグレードしましたよっていうメールをもらっててね、ほら!」
と言って再びメールを見せる。すかさず主人も予約確認のスクショを見せる。
「んん?あぁ本当ですね、えっと、ちょっと待ってください……。(パソコンの画面を睨みつけながらキーボードをカタカタカタ…)OK、では皆様にクラブフロアのお部屋をご用意いたします。お母さまのお部屋は・・・クラブプレミアツインになりますね。
エグゼクティブラウンジ?もちろん皆様でご利用ください。あ、もう朝食の営業が始まっていますよ。よろしければ今から朝食をお召し上がりになりませんか?」
Ohhhh, Yeahhhhh!!!!
こうしてTさんとのメールと、主人が持っていたスクショのおかげでスムーズにごねることができ、(もしかしたら最初は手違いだったかもしれない)Tさんの粋なアレンジが見事に実現しまして、
4部屋丸ごとアップグレード!
全員でラウンジアクセス可!
というラッキーな展開をいただくことができました。
早朝6時過ぎにホテルにチェックインできて、
そのままクラブラウンジで無料の朝食が食べられるなんて…
めっちゃラッキー!!
しかもこのラウンジがまた素晴らしい。
そして朝食のボリュームが豊富。
上からフレッシュジュース、フルーツ、ヨーグルトが所狭しと陳列され
サーモン、ハム、ピクルスにチーズと、グリーンサラダ
パンもソフトからハードまでたくさんの種類があって、トーストもできます
さらには麺や飲茶まで揃っていました
広いスペースは、ダイニング、ソファ、クワイエットゾーン、カフェバーと、空間を用途別にさりげなく分けてあって、使う人のことをとても考えられていました。
私たちは大人数で仕切りのあるソファ席を陣取り、シンガポール初めての食事はこちらで摂らせていただきました。
子どもたちもお腹いっぱい大満足~
もともと、クラブラウンジはチタンエリートの主人と私たち家族だけが使えるものと思っていたので、宿泊プランは朝食付きを予約していました。
ですが、正直クラブラウンジアクセスがあるなら、朝食は付けなくても全然問題ないはずです。卵料理のオーダーカウンターまでありましたから。
コーヒーマシンも4台あったし、足りないものなんてないと断言できるぐらい、充実したラウンジでした。
そもそも朝食というのは、宿泊した翌日にいただけるものですから、到着してすぐに利用できること自体がありがたくて。(しかも全員で。)
こんな厚遇はなかなかないんじゃないかと恐縮しています。
そして肝心のお部屋はここからご紹介します。
公式ページの写真で見た通り、デザイン性に富んでいます。
クローゼットが一面鏡張りになっていて、真ん中にミニバーカウンターがあります。その上部のスライドドアを開けるとバスルーム側と繋がって、お風呂からベッドルームがのぞき込める造り。
ハンドシャワー付きの大きめ置き型バスタブ、良いですね~。
トイレはTOTOのウォシュレットでした。使いやすいし水圧も完璧。
シャワールームの隣にドア付きで配置されているので、プライバシー確保です。
お気に入りは、窓際にあるこのベンチソファ。
大人が縦に寝転がっても、まだ2~3人が余裕で座れる長いソファ。
そして窓からの景色。
ちらっとだけマリーナベイサンズと、ガーデンズ バイ ザ ベイが見えます。
パーシャルオーシャンビュー?(笑)
クラブフロアの20階(ホテルは21階まで)だったので、景色も遠くまで見渡せ開放的でした。
お部屋は白基調で明るく、清掃が行き届いていて気持ちが良かったです。
このキングベッドルームの部屋を横並びで3部屋割り当てていただき、
両親には同じフロアの少し離れた位置にある、例の〈プレミアツインルーム〉へ。
足元がデラックスルームよりかなり広くなっていました。
北東の景色になるんでしょうか。こちら側は馴染みがないのでさっぱりわかりません。
ホテルの所在地は、シンガポールの中心・ダウンタウン コアの中。
MRTサークルラインの Esplanade 駅に直結していて、駅の改札まではエスカレーターを降り繋いですぐでした。
東西線・南北線の City Hall 駅までも地下通路を通って徒歩5分ほどで行けるので、MRTを利用するならとても便利な場所にあります。
地下でラッフルズシティとも繋がっていたので、徒歩数分でショッピングモール(スーパーマーケットあり)、いろいろな飲食店、カフェにアクセス可能でした。
地上ではかの名門老舗ホテル・〈Raffles Hotel〉の向かいにあります。
ドリアンの形をした〈エスプラネードシアター〉までは、徒歩10分ぐらいで、余裕で歩ける距離。
TAXIでマリーナベイサンズまで行くとしたら、所要時間は数分、料金は(*曜日と時間にもよりますが、高くても)SGD10前後(日本円で800円ぐらい)です。
*渋滞税か割増料金か詳しくは謎ですが、だいたいTAXIに乗るとメーター料金に数ドル追加されます。
あとこれは余談ですが、ずっとメールをやりとりしていたTさんは、日本人でした!
名前は明らかに日本人名なんだけど、メールがずっと英語だったので、もしかしたらシンガポーリアンなのかもしれないって思っていたのですが、日本語ペラペラの日本人でいらっしゃいました!
ここまで書けば、もうこれ以上の感想は必要ないかと思いますが、前半2泊のシティホテルはこの〈JW Marriott South Beach〉にして本当に良かったと満足しています。
ホテルのプールとダイニングでのブッフェ朝食は、Vol.3以降の引き続きホテル編でお伝えしま~す。
シンガポール旅行☆2019年8月 Vol.1:ホテル選び編
2019年の夏休みはシンガポール旅行に行ってきました!
夫と息子の家族3人と、
60代の両親、1歳の子どもをもつ妹家族、1歳と2歳の子どもをもつ弟家族の、
ちびっこ4人を連れた総勢12人という大家族での旅行です!
スケジュールは、深夜の便で関西空港を出発し、翌日の早朝にシンガポールに到着。
そこから4泊して、帰国便は昼過ぎにシンガポールを出発し、夜に関西空港に到着。
観光には一般的な日数である、4泊6日です。
今回の旅も、ホテル選びには時間をかけました。
身内A「子ども連れだし、セントーサ島のリゾートホテルがいいなぁ。」
身内B「でもマリーナの周辺に観光名所が集約されているから、シティホテルも捨てがたいよね。」
身内C「食事の面で(嚥下障害のある)パパのことを考えたら、キッチン付きのコンドミニアムなんてどう?食物アレルギーの子どももいるし、自炊できたらすごくいいね。」 →事情は前ブログ参照 シンガポール旅行☆2019年8月 導入編 - アジャコの旅ブログ
身内D「高級ホテルに泊まりたいけど、宿泊代は抑えたいな!」
身内E「家族12人が一部屋のスイートに泊まることができるホテルはないかしら?」
観光立国シンガポール。
ホテルの数もバリエーションも豊富なのでご心配なく。
・・・と言いたいところですが・・・
全員の希望を叶えるホテルがあるかというと、そう簡単にはいきません。。
まず、キッチン付きのコンドミニアムを探しました。これが意外といろいろあるんですね。
ただしどのコンドミニアムも、ホテル並みのサービスがないとか、細かい対応ができないとか、立地が微妙という条件が私たちには合わなかったので、却下に。
続いてホテルのスイートルームで、全員が一部屋に泊まれてキッチンもついているところを探しました。ベッドルーム、バスルームともに4室あるような、スーパースイートです。
もちろんこんな部屋を持つホテルも見つけました。
が、当たり前ですがお値段が張る。一泊100万円超えてきました。笑うしかなく却下。
で、何を優先するかという最重要条件を3つ書き出した結果、
①5つ星グレードで、サービスが良く設備も整っていること。
②立地が良いこと。特にマリーナに行きやすく、MRTの駅にも近いところ。
③予算は1泊1部屋4万円以下。4家族合計で、4部屋4泊で64万円以下に抑えること。
となりました。
今回は実家の両親が、小さな孫たちを全員連れての旅行とあって、(朝食代を含む)ホテル代を全額出すと気前よく言ってくれたので、私たち子育て世代はありがたくその恩恵を受けることに。
だからといって、1泊10万円も出させるほど無心する娘じゃないし(笑)、節度を持ってホテルを選びました。
身内F「ねぇねぇ、マリーナベイサンズに泊まりたくない?」
出た出た~!シンガポールと言えば!
ここでしょう。えぇ、知っていますとも。インフィニティプールね。
しかし、私は過去にこのホテルに泊まった数人の友人に感想を聞いていたんです。
ひとりは、「とぉぉぉっても良かった♡また泊まりたい!」と目を輝かせていましたが、
世界中のありとあらゆるラグジュアリーホテルに泊まった経験のある女性は、「あそこは成金の中国人ばかりで、ラグジュアリーの情緒がひとつもなかったわ」とポロリ。(*あくまで個人の感想です。)
もうひとりの旅好き女子も、「魅力はインフィニティプールだけ。しかし世界中からあのプール見たさに人が押し寄せてくるもんだから、静けさとは無縁だった。」とのこと。
なるほど。ドバイでも見た〈アトランティス ザ パーム〉を思い出すなぁ。
注目度が高すぎて、アトラクションとして確立されているがゆえに、宿泊客以外の観光客までがぞろぞろと集まってしまい、常に騒々しいという難点があるのね。
我が家はそういうホテルは好みじゃないし、両親も喧騒は苦手のはず。
そんなわけで、マリーナベイサンズは早々と却下されました。
そして、ホテル選びはその道のプロ(?)である私に一任されることに。
とりあえずいくつか候補を絞ってプレゼンしてみます。
私が個人的にイチオシだったのは、〈The Fullerton Bay Hotel〉です。
実はシンガポールには十数年前に一度旅行したことがあって、そのときに泊まったのがこの姉妹ホテルの〈The Fullerton Hotel〉でした。
マーライオンの真後ろにある、とても上品で美しいホテルです。
このときも家族で泊まったのですが、朝食とプールが最高でした。
そのフラートンホテルが、ウォーターフロントに別のホテルを新たに開業していて、しかもあのアンドレ フーがデザインしたというではありませんか。
ならば迷うべからず予約予約!と身を乗り出して部屋を探し始めたのですけど。。
一撃、予算オーバー。。
ま、まぁ別に、気にしないわ。仕方ないわ。良いホテルだものね。。
じゃぁ気を取り直して、〈The Ritz-Carlton Millenia Singapore〉なんてどうかな?
シンガポールの高級ホテル|ザ・リッツ・カールトン・シンガポール
実は前回のシンガポール旅行、前半はフラートンに2泊したのですが、後半はこのリッツ カールトンに2泊していました。
そして、思い返せば総合的にはリッツ カールトンのが好きでした。
そうそう、リッツ カールトンと言えばマリオット系列だから、Marriott Bonvoyチタンエリートの主人には、うまみがあって良いんじゃない?
そう思って調べたら、なんとシンガポールのリッツ カールトンは、マリオットのロイヤリティプログラム不参加とのこと・・・。
つまりチタンエリートとしてのベネフィットはなにも受けられない・・・。
しかも宿泊代もスルッと予算枠を突き抜けている・・・。
べ、別に大丈夫。前にも泊まったし。いいホテルだけど同じホテルにこだわる必要なんてないしね。
出鼻をくじかれつつも腰を据えてホテルを探してみた結果、
・前半2泊をシティで、後半2泊をセントーサ島で泊まろう
・シティはやはり、マリーナ周辺にしよう
・セントーサは、シンガポール在住歴10年の友人が薦めてくれた、シャングリラにしよう
という結論が出ました。
セントーサ島の〈Shangri-La's Rasa Sentosa Resort & Spa〉は、子ども連れの家族にぴったりのリゾートホテルで、現地の人からも人気が高く評判が良いと聞きました。
料金も決して安くはないですが、バルコニー付きのプールビューデラックスでも予算内におさまるし、孔雀の寝床などあって自然豊かな環境というのもポイントが高いです。
実際、滞在中に何度も間近で孔雀を見かけました。
羽は閉じていたけど、野生の孔雀なんて初めて見るのでオドロキ!
それに、主人と私はシャングリラホテルのジェイド会員(ゴールド会員よりひとつ上のランク)なので、その特典をもらえるのも魅力でした。
気がかりだった食事の件も、ホテルに直接、アレルギー対応食を作ってもらうことができるかどうかを尋ねたところ、
「もちろん喜んでお作りしますよ。何の心配も必要ありません。」という丁寧な回答をいただけて安心。
これで後半のホテルは決まり!
あとは、シンガポールの印象を決定づけるであろう、前半のシティホテルの選定だ!
いろいろと検討し、気になる点は直接ホテルに問い合わせたりして、シティの滞在先は以下の3つに絞りました。
・〈InterContinental Hotel〉 InterContinental Singapore - Singapore | インターコンチネンタルホテルズ&リゾーツ
・〈Pan Pacific Hotel〉 シンガポールの5つ星ラグジュアリー ホテル | パンパシフィック シンガポール
・〈Andaz Singapore〉 https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/singapore/andaz-singapore/sinaz
どこも甲乙つけがたい素敵なホテルばかりです。
このどれかで決まるだろう。そう思っていたんですけどね。
すっかり忘れていたんです。
主人がMarriott BonvoyのTitanium Elite Memberだということを!
ご存知ですか?メンバーなら、マリオットの宿泊ポイントは、3部屋までは加算されるんですよー!
4部屋同時に取ったら、そのうち3部屋分はポイントをもらえます!
同行者の中でほかにメンバーは・・・母だけ。であれば、母の名前でもう一部屋取れば、母にも無駄なくポイントが入る!
(*説明しておきます。母はゴールドエリートなのでボーナスポイントはプラス25%、主人はチタンエリートなのでボーナスポイントはプラス75%に。今回お支払いは全額両親なので、本来であればポイントも母に優先的に付与されるべきなのですが、母は宿泊ボーナスポイントにはそんなに執着がありません。というわけで、ありがたいことにポイントは主人がたくさんもらえることとなりました~!)
待って、なんで最初から考えなかったんだろう。
シンガポールにはマリオットもセントレジスもウェスティンもあるのに。
さぁそれでは改めて、マリオット系列でホテルを探してみるか!
数分後、「ここにしよう・・・!
ついに条件に合う完璧なホテルを見つけた・・・!」
それが、〈JW Marriott Hotel South Beach〉
https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/sinjw-jw-marriott-hotel-singapore-south-beach/
でした。
「Vol.2:ホテル編 JW Marriott Hotel South Beach」に続きます。