バリ島 Vol.2 成田空港編
さて、デンパサール行のAirAsiaは、予定では朝08:25に成田を出発します。
~~バリ島旅行編の前に、ウォーミングアップで成田空港編をぶっこみます。~~
通常、国際線のチェックインは、フライト時刻の1時間前までにはしなければなりませんよね。
チェックインをするに好ましい時間は、06:30頃でしょうか。
もちろん、大阪からそんな時間に成田へ行く手段はないため、
私たちは前日に、成田空港近くのホテルで1泊しました。
関東にお住まいの方でも、自家用車を使わないと、この時間に成田空港へ行くのは、ちょっとキビシイのではないでしょうか?
というわけで、バリ島への出発前日に、まず私と息子が、関西空港からPeachを利用し、午後の便で成田空港へフライトしました。
主人はその日、夕方6時まで仕事に行って、そのあと新幹線と電車を乗り継いで、23時を回ってから成田のホテルに合流しました。
宿泊したホテルは〈ホテル日航成田〉です。
ロビーのインテリアにTRANSITの文字があるのは、空港ホテルならでは。
成田空港からは無料のシャトルバスが、早朝から深夜まで出ているので便利でした。
成田空港・第1ターミナルでのシャトルバス乗り場は16番。
この停留所は、いろんなホテルのシャトルバスが停まります。
成田空港周辺に、こんなにたくさんホテルがあったとは知らず…。
さすが首都圏。
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大きなスーツケースは、(国際線を利用するときは毎回)空港の手荷物無料宅配サービスに、行き帰りの両方で、配送を依頼しています。
これはクレジットカードに付帯されているサービスで、主人が保有しているカードと、私が家族会員として保有しているカードの2枚分で利用できるので、それぞれ1個ずつ、合計2個まで配達してくれます。
乗り継ぎでこんな風に、受託手荷物が別料金のLCCを利用する際も、無駄なく身軽に移動できて、非常に便利!
このために、ちょっと高めのクレジットカードの年会費を払ってるわけです。(笑)
*ほかにも旅行に関するサービスはいろいろあるので、総合的に見て、ですが。
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Peachの到着が第1ターミナルだったので、AirAsiaは第2ターミナルですが、スーツケースは第1ターミナルで、出発前日に受け取りました。
ホテルへはシャトルバスで10~15分ほど。
お部屋は古いビジネスホテルのような造りで、ユニットバスも狭かったですが、
前泊というやむを得ない状況なので、文句は無し。
24時間営業のコンビニもありますし、スタッフの皆さんは感じが良かったので、成田で前泊するなら、こちらのホテルをオススメします。
宿泊料金は、オフィシャルサイトから4ヶ月前にスタンダードツインを予約して、1万円以下でした。
翌日、早朝5時のアラームで目を覚まし、6時過ぎのシャトルバスで空港へ。
朝6時半の成田空港は人がまばらです。
早かったためか、チェックインもスムーズに済み、時間を持て余しつつラウンジへ。
プライオリティ・パスで入れる成田空港第2ターミナルのラウンジは、
わざわざ7時オープンまで待って行くほどのラウンジではありませんでした。
ちょっとしたクリニックの待合室やん?
ということで、ジュース1杯とパパはビール1缶だけ飲んで、早々と退室。
朝食を食べていなかったので、カフェに入り直しました。
そうこうしているうちに、あっという間に搭乗時間。
定刻通りにボーディングが始まり、予定より10分ほど遅れてAirAsiaは飛び立ちました。
AIrAsiaの搭乗日記は前のblog
バリ島 vol.1 フライト編:エアアジア - アジャコの旅ブログ
に書きましたので、エアアジアってどうなの?とご興味ある方は、読んでみてくださいね。
*あくまでも個人の感想です。
次回は、バリ島本編です。
バリ島 Vol.1 フライト編:エアアジアで飛んでみた
バリ島、好きですか?
私は、好きです。
しかし我が家はここ数年、バリ島には縁がありませんでした。
3年前の7月に、1歳の子どもを連れてのバリ島旅行を計画していたのですが、
出発当日の朝に、予約していた便が火山噴火の影響による空港閉鎖で、欠航。
楽しみにしていたバリ島旅行は、幻となりました。
そして去年の6月に、いよいよもう一度!と思って、バリ島旅行を再計画していたのですが、
またも出発直前に祖母が危篤という不幸に見舞われ、キャンセルとなりました。
出発の3日前のことでした…。
こうも続けてバリ島旅行を阻まれると、私の中でバリ島への執着が強くなり・・・
去年はハワイで切り替えたけど、(ホテルが無料だったので。)
今年こそは!
今年は絶対にバリ島だ!
と、年明け早々から気合を入れて、バリ島旅行を再び計画し始めました。
では、以下にそのフライトについて綴ります。
今回私たちが選んだフライトは、今まで当たり前のように乗っていた、ガルーダ インドネシア航空ではなく、
去年、初めてこちらのエアラインに乗ってみたところ、個人的には高評価だったので、
今回もあえて、エアアジアを選択。
大阪在住の私たちが、関空から直行でスムーズにバリ島まで行けるガルーダより、わざわざ成田発着のエアアジアを選んだ理由・・・それは、
帰りの便でプレミアムフラットベッドに乗りたいから!
ほぼこれが理由です。
ガルーダ インドネシア航空で、関空(あるいは成田)⇔デンパサール(バリ島)を検索すると、7~8月のフライトなら、エコノミーで1人¥80,000前後という金額になります。実際に私たちも、公式ページから4歳の子どもと大人2人で検索しました。諸税込みの合計だと、¥280,000ぐらいになったと思います。
去年までなら、当たり前のようにこれでチケットを買っていました。
バリ島に行くには、ガルーダ以外に選択肢がなかったからです。
ところが、エアアジアが去年、成田⇔デンパサールに就航したことで、話が変わります。
「去年乗ったエアアジアのフラットベッドは、寝心地良かったな~!」
「レガシーキャリアのエコノミー金額ぐらいで乗れるなら、あえてこっちがいいかな~!」
「深夜に現地を発つ便なら、フライト時間=睡眠時間よね。ベッドが良いね~!」
ということで、ハワイへ行ったときと同じプランの、
行きはプレミアムフレックス(ブロック最前列の広い席)で、
帰りはプレミアムフラットベッドを、エアアジアで検索してみることに。
これが1月下旬のことでした。
や、やっす!!
え?!?
や、や、安い!!
たまたまバーゲンセールをしていたのでしょうか、
私たちの希望日程(7月の3連休を挟む日程)に、ぴたーーっ!と合ったその日のチケットが、とても安くなっていまして。
復路はプレミアムフラットベッドで、¥40,000ぐらいでした。
往路は¥27,000ぐらい。(うろ覚えです…すいません…。)
旅行から5ヶ月半も前に、チケットを予約するのはちょっと冒険ですが、
航空券は早ければ早い方が安い!
LCCも例外ではなく、もともと低価格設定の料金がさらにセール になっています。
夏は絶対にバリに行く。
さぁどうする?!
取りますよね~。
個人の事情によるキャンセルの払い戻しは、一切無しです。
でも、取りました。
これでだめならもうどうしようもない!
という覚悟で、チケットを購入。
一応、『悪名高きエアアジア』だということも、理解しつつ予約しました。
「フライト当日の3時間前に、機材トラブルによるキャンセルが決まったと連絡が来る」
とか、
「欠航。なぜかは聞いても説明なし。振替便は2日後らしい。」
とか、
「2日後って聞いてたのに5日後になった。もう帰れる気がしない。」
とか。
「こんな謝罪も保証もないエアライン、二度と乗るか!!」
とかー。
・・・みなさん、、お察しいたします・・・。
東南アジアのLCC、なんかあっても知らんけど?みたいな会社ですよね。
大きな賭けに乗るようなもんです。
でも買っちゃいました。
成田⇔デンパサールの往復運賃、TAXや保険料などもろもろすべて込みで、
支払総額は3人分で24万円でした。
(クレジットカード決済にしたので、その分の手数料が数千円上乗せされています。)
覚えていますか?
関空⇔デンパサールのガルーダ インドネシア航空の料金は、28万円。
帰りのフライトをビジネスクラスにしても、エアアジアのが安い!
これが、私たちがエアアジアを選んだ最たる理由です。
そして、旅が始まりました。
結論から申しますと、
私たちはエアアジアと相性がイイ!!
往復ともほぼ定刻の出発、到着でした!
実際に飛ぶまではいろいろ不安もありましたが、
まるで取り越し苦労なほどに、順調なフライトを見せてくれました。
ただ、成田発着なだけに、関西から成田へのフライト往復と、
出発が早朝なので、成田で前泊しなければならず、その分が別途余分にかかりましたけども。
それを踏まえても、やっぱりエアアジアで飛んで良かった!というのが、
私たちの感想です。
成田空港 出発時(予定では08:25発)
この機材に乗りました。
こちらがプレミアムフレックス(一番前のシート)
広さはこれぐらいあれば十分です。
フットレストがないのと、リクライニングは気を使ってしまいできなかったので、
足元が広い以外には、魅力がありません。。
まもなく着陸態勢に入るかな~というときに、窓の外に見えた景色。
あれ?なんだか噴火のような黒煙が・・・。。。
フライト編なので、一気に帰りの様子もお伝えいたします。
こちらが、シートナンバー1Aです。
やっぱりシートはゆったりしていて、乗り心地は全然違います。
離陸後にはベッドにできるので、7時間近くぐっすり眠れました。
ただ…フルフラットではないので、やや角度があるため、
息子の体は寝返りを打ちながら、ちょっとずつ下にずり落ちていきました。
そのたびに抱きかかえ定位置に戻しました…。
食事は一切取らず、機内エンターテインメントもないので、ただ眠るためだけの時間です。
であれば、このシートでなにも不足はありませんでした。
ちなみに、プレミアムがつくクラスはチェックインも専用レーンがありますが、
私たちは今回、成田でもデンパサールでも、時間に余裕をもって早めに到着しチェックインしたので、
カウンターはガラ空きでした。
もし、チェックインカウンターが激混みのときは、この優先チェックインというアドバンテージはかなり価値があります。
でもバリ島は夕方のラッシュアワーに大渋滞が起こるので、空港には早めに行くという気持ちを持っていた方がいいと思います。
意外とスイスイ走ってしまうと、空港で時間を持て余すことになりますが…
時間がないと焦るよりはマシですよね。
最後にもう一度言いますが、
エアアジアは気まぐれなエアラインかもしれません。
欠航や遅延もしょっちゅうあると聞きますし、サービスも最低限です。
ただ、2度エアアジアを利用した自分としては、
たまたま運が良かっただけかもしれませんが、
復路をフラットベッドにしてもレガシーのエコノミーと同料金かそれ以下なら、
これを選ばない手はない。
と、やっぱり思っています。
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さぁ次回からは、バリ島の滞在記を追加してゆきま~す!
フィレンツェ編 ローマから特急列車に乗って
さて、旅は、
後半ローマに5日間滞在するというプランでしたが、そのうち1日は日帰りでフィレンツェに行こうと、当初から計画していました。
旅行者には大人気のフィレンツェですが、私はそんなに好きな街ではなかったので、
今までイタリアには十数回渡航しましたが、フィレンツェには過去2回(それも1~2泊だけ)しか来たことがなく、今回14年ぶりの再訪となりました。
フィレンツェと言えば!
・ウフィツィ美術館(個人的にはイタリアで最も貴重な美術館)
・アカデミア美術館(ダヴィデ像の本物が展示されている)
・サンタ マリア デル フィオーレ大聖堂(フィレンツェのドゥオーモ)↓
・メディチ家礼拝堂
・サンタ クローチェ教会(ミケランジェロやガリレオ ガリレイのお墓がある) ↓
・ピッティ宮殿
・ポンテ ヴェッキオ(アルノ川に架かる有名な橋)
などなど、見どころが盛りだくさん!
もし、これからフィレンツェに行かれる方は、是非ここにあげたすべてのスポットに行かれることを、強く強~くおすすめいたします。
もちろん私はすべて制覇していますが、今回日帰りで行けた場所は、上に載せた写真の場所だけです。
ちなみに、これだけの見どころを制覇するには、
すべての美術館は予約した上で、無駄のない時間配分を考え、
バスを使いこなし(とても簡単)、宿泊は最低2泊をおすすめします!
フィレンツェはコンパクトな街で、地下鉄や電車はなく、
基本的には徒歩とバスで移動することになります。
空港もありますが、イタリアの各都市からくる場合、ほとんどは特急列車を利用してフィレンツェに入ることになります。
南のローマからは1時間半ほどで、その特急列車は飛行機と同じで、
早く予約すればするほど安く、
定価の半額以下でチケットが買えます。
(エコノミーの早割の場合)
鉄道も結構前に改新され、列車自体もきれいで、イタリア様式の遅延も、だいぶマシになっていました。
この赤いのが特急列車。時間によって走っている種類が違います。
イタリアの鉄道会社は「トレニタリア」と言って、
昔からタイムセールなどを頻繁にやっているので、
英語がある程度理解できるなら、
旅行代理店を通さずに、直接公式サイトから予約することが一番です。
英語のページを貼っておきますので、こちら↑から検索♪
『FROM』と『TO』に、出発地と目的地をイタリア語表記で入力すれば、候補の駅が自動で上がってきます。主要な駅は赤字で表示されるため、非常にわかりやすいかと思います。
あとは、日付と時刻を選択するだけ。
*ローマにはメインターミナルのTermini(テルミニ)駅のほかに、Tiburtina(ティブルティーナ)駅もあるので、発着駅に気を付けてくださいね。
*フィレンツェにもいくつか駅があるのですが、旅行者が主に利用する中央駅は、「Firenze S.M.Novella(サンタ マリア ノヴェッラ)」です。
*イタリア語表記というのは、ローマならRomeではなくRomaという意味です。
もちろん、当日に現地の駅でチケットを買うことだって簡単にできますが、
その場合はやはり固定料金になるかと思います。
そしてもし、カウンターで買うとしたら、日時によってはすんご~い行列ができていたりします。
自動券売機にも言語選択で英語があり、クレジットカードも使えますが、駅名をきちんと知っている上で買わなければなりませんので、注意が必要です。
列車のグレードは、エグゼクティブからビジネス、プレミアムに、スタンダードといろいろあり、車両ごとに分かれています。
以前は1stか2ndの二種類だけだったのに、多様になったもので。
それぞれに特典やメリットがあり、値段も違いますが、お得に行くならスタンダード!
スタンダードシートでも、十分快適です。
チケットの種類も多種多様で、エコノミー、60歳以上、30歳以下、など様々。
↑ こちらがスタンダード車両。
一番混みやすく、騒がしいときもあるかもしれませんが、安さは一番。
プレミアムやエグゼクティブはほんとに空いていて静かなので、移動中に何を求めるかで、シートのグレードを選んでください。
web上でチケットを買った場合は、Eメールに購入コードや列車の便名、車両、座席番号など、すべて記載されたチケットが届くので、それを乗車後に検札に来た係員さんに見せればOK。
数人分を一度に購入しても、メール1通にすべてのメンバーの名前とコードが記載されているので、代表者一人のチェックで大丈夫です。
日本の鉄道のように、改札があるわけではないので、チケットレスで乗車できます。
早割で買ったチケットは払い戻しや変更ができないので、乗り遅れがないよう、こちらもご注意ください。
そうして私たちも早割で取ったチケットで、ローマからフィレンツェに小旅行(日帰り)しました。
大きなスーツケースを運んでの乗車も可能ですが、ヨーロッパ各都市を2~3泊で旅するなら、やはり荷物は小さなものに限ります!
大都市を拠点にして、行って帰ってくるコースが便利だと思います。
ローマだとテルミニ駅や空港に、手荷物一時預かりカウンター「Left Baggage」があるので、是非利用してください。
で、最後になりましたが、
フィレンツェではバスでの移動が便利と、最初の方に書いた気がしますが…
バスの停留所などは駅のインフォメーションで聞くのが一番。
バスには乗らず、徒歩でまわれるわ!という方にも、
〈ミケランジェロ広場〉までは、さすがに徒歩で行くのはキツイので、バスがいいです。
12番のバスで、始発が駅前、終点がミケランジェロ広場なので、非常にわかりやすいです。
一回の乗車(片道)が2.5ユーロだったかな?
車内で運転手さんから買えるので、買った切符をバス内にある黄色い刻印機でジジッと刻印しておいてください。
頻繁に検札されているようで、私が乗ったバスでもありました。
(フィレンツェの検札係員は、なぜあんなにもかっこいいのだろう。イケメン。制服もおしゃれ。立ち居振る舞いがモデルみたい。そんな素敵なお兄さんに罰金取られないよう、くれぐれも無賃乗車はしないでくださいね♡)
今回は、ローマとフィレンツェの好きな場所に、巡礼する旅だったので…
とても個人的な好みに偏った旅blogになりましたが、
ここまで読んでくださってありがとうございました。
オススメのレストランやジェラテリアも紹介しようかと思ったのですが、
またの機会に。
もし聞いてくだされば、いつでもお答えしますよ!
それじゃ、また次の旅blogで。
アシアナ航空とローマの空港ラウンジ
日本から、ローマ(あるいはミラノ)に行くとして、
東京周辺にお住まいの方なら、成田空港からアリタリアの直行便を利用するのが、最も便利でラクだと思いますが。
私自身は生まれも育ちも関西で、独身の頃から今でも、出国する空港と言えば関西国際空港です。
関空からヨーロッパ各都市に入るのに、今まで
・ルフトハンザ
・オーストリア航空(今はもうない)
など、いろいろなエアラインを利用してきましたが、
基本的にヨーロッパ内での乗り継ぎか、直行便利用ばかりでした。
今回初めて、アシアナ航空を利用して、韓国の仁川空港経由でローマに行きましたが、
これがなかなか良かったので、利用空港が成田・羽田以外の方には強くオススメします。
ポイントは、
①ヨーロッパ各都市までの運賃が、ヨーロッパ内で乗り継ぐほかのエアラインに比べて、安い!
②関空(含む、ほかの地方空港)から仁川経由で行くのは、成田経由で行く感覚とほとんど変わらない!
③仁川空港は施設が充実していて、乗り継ぎに便利!
④アシアナ航空の印象が良かった!
この4つです。
今回は、この②と④についてお話します。
まず、②の仁川経由というルートですが、
関空出発に関して言えば、完璧です。
関空を朝09:00過ぎの便で発ち、仁川空港で1時間半のトランスファーを経て、仁川を12:30に発つ便でローマに向かいます。ローマ到着は夕方になります。
帰りはローマを19:30に発ち、仁川で3時間ほどトランスファー、そして仁川を17:30に発って、関空到着は19:30ごろです。
(時期によって多少時間は変わるはずですが、私が利用したスケジュールを例に挙げていますのであしからず。)
文字で書くとピンとこないかもしれませんが、このタイムスケジュールはなかなか有意義です。
そもそも韓国と日本の間には時差がないので、韓国発着の長距離フライトは、感覚的に日本国内発着のフライトと変わりません。
比較として、関空からローマまで、アリタリアの直行便で飛んでいたときのスケジュールを挙げると、記憶では、
行きは関空を14:00発、ローマに19:00着、
帰りはローマを13:00ごろ発、関空に08:00着。
これだと、初日のローマに到着する時間が夜なので、空港からホテルに移動したらもう21時だ!という事態になります。
それに、帰国が朝の8時。そこからその日、仕事に行くとなると、ちょっとキツイ。
帰宅して疲れたからと仮眠してしまうと、夜になって時差ボケで眠れなくなったり。
それに比べると、アシアナ航空で仁川経由で飛んだ場合、初日のローマ到着が夕方なので、ホテルにチェックインした後に、ゆっくり夕食がとれます。
さらに、帰国日は16~17時ごろに空港へ向かえばいいわけですから、ローマでの最後のランチをゆっくり味わう、時間的な余裕があります。
そして最終、関空に到着するのは19時半。そこから帰宅したら、だいたい21~22時ですよね。お風呂に入って就寝するのに、ちょうどいい時間帯ではありませんか?
私はこのタイムスケジュールが、とてもラクで気に入りました!
アシアナ航空1本で、関空→仁川→ローマ、ローマ→仁川→関空のチケットをスムーズに手配できたので、関空発着ならこのスケジュールは、ヨーロッパ乗り継ぎよりも効率が良いのではないかとさえ、思います。
(ほかの空港から仁川までのフライト時刻は、調べていないのでわからないため、アシアナ航空のホームページで、検索してみてください。)
次に、④のアシアナ航空の印象について、お話しします。
アシアナ航空は、客室乗務員が皆さん美人で笑顔が素敵。こちらが日本人だとわかると、丁寧な日本語で話しかけてくださいました。
ヨーロッパ行きの長距離フライトは、エコノミーでは正直ツライと思われる方もいらっしゃいますよね。日本航空の「プレミアムエコノミー」に乗ったことがありますが、やはりあれぐらいの余裕はほしいものです。
アシアナ航空にも、ありました。
ただ単純に、「エコノミーの一番前の席、すなわちブロックの最前列シート」が、それです。
片道1万円の追加料金で、「足元の広い席」を指定することができます。
AirAsiaにもありましたが、実際これがなかなか快適です。
とはいえ、シートのリクライニング角度が増えたり、フットレストが余分についてきたりはしません。単純に、足元のスペースが広くなるだけ。
こんなもんです。
どうでしょう?
普通に座っていれば、このスペースを人が普通に横切れるだけの、余裕があります。
ただそれだけのものですが、このゆとりはストレスを軽減してくれます。
ただ、座席数は多くありません。
前方の1列目と、中央のトイレがあるブロックの1列目、その2列だけでした。
ここを絶対キープするには、早めの予約に限るかな~!
と思いきや、実際に乗ってみると、往復とも私の隣の席は空席でした。
つまり、片道1万円プラスしてここに座る価値を見出している人は、意外と少ないのかな?
ちなみにこの席はプレミアムクラスではないため、空港でのチェックインで優遇されることは、いっっっさいありませんでした。
ローマのフィウミチーノ空港は、以前とはうってかわってきれいになり、かつ最新のシステムが導入されているようなエアラインもあり、期待していたのですが、、
アシアナ航空はチェックイン時、ダダ混み。
それもそのはず!
自動チェックイン機 ナーシ!
webチェックイン ムーリ!
チェックインカウンター ちっちゃ~い!!
フライト時刻の3時間以上前に行ったのに、すでに大行列ができていて、
もちろん40~50分並びました☆
スターアライアンスの上級会員なら、そんな目には合わなかったでしょうに。
まぁ、仕方ない。
それを差し引いても(というか、ほかのエアラインでもこの辺は似たようなもんなので)、アシアナ航空にして良かったなというのが、全体の感想です。
仁川空港にはお店もたくさんあるし、カフェや休憩スペースはいくらでもあるので、乗り継ぎ時間も退屈しなくてすみますし。
そんなわけで、私はアシアナ航空を二重丸でオススメします。
それと、
今回の移動で一番驚いたのは!!
ローマの空港の、プライオリティ・パスで入ることができる、あのラウンジが、すごく良かったです!!
どうやら今年の4月に新しくオープンしたようで、
〈Plaza Premium Lounge〉
という真新しいラウンジになっていました。
シェンゲン圏外へのフライトで、ターミナル3から出発するときに、利用できます。
何が良いって、シャワールームが!
夕方までローマを遊び尽し、汗だくになって空港へ行き、
これから12時間フライト…というシチュエーションで、
このシャワールームが出迎えてくれると、ほんとに嬉しい♡
女性は特に、その清潔さと使い勝手の良さに感動するのではないでしょうか?
だって、ここはローマですよ。
日本とは違う、不備の多い、ガサツなあのローマ…!
プライオリティ・パス持ってて良かったぁぁぁ!!
(主人に感謝♡)
と心から思った瞬間でした。
もちろんテーブル数も多く、ゆっくり寛げそうなシートや、仕事がはかどりそうな席など、多様なニーズに応えてくれるラウンジです。
(ちなみに半年前、パリで同じようにラウンジを使った主人は、「この程度のラウンジなら来なくてもええわ。」って思うようなラウンジしかなかったそうです。)
以上、アシアナと空港ラウンジについての感想でした!
なかなかblogが更新できていませんが、続きにフィレンツェ編を書きます。
ciao!
2018年5月のローマ
さて、ベルギー一人旅を終えた私は、今回の旅の拠点であるローマに戻ってきました。
イタリアのローマに訪れたことがある方はご存知だと思いますが、
ローマはさすが「永遠の都」と称されるだけあって、
それはそれはドラマティックな都市です。
映画に出てくる美しい街角で、紳士淑女が優雅に佇んでいるのがローマかと思いきや、
・・・思いきや、実際は、、、
雑多で、騒音がひどく、空気が悪く、
あらゆる名所は常に人でごった返していて、
スリが頻発し、ぼったくりもいまだにはびこっている、
とんでもなくカオスな街です。
アップダウンが激しい石畳の道は歩きづらいうえ、
そこらじゅうにゴミと犬のウ●コが落ちています。
正直言って、日本人が持っている「モラル」というものは、ローマではあまり見かけませんね。
イタリアという国の中ではローマとは、
「でっかい田舎」という印象です。
決して洗練されていない、
というかつまりダサカッコ悪い、
わかりやすく言えば無粋な街、
それがローマ。
こんなこと書いたら、ローマ人の友人たちからつるし上げられそうですけどね。。
いや、意外と同意されるかも?
そう、ローマはミラノやフィレンツェ、ヴェネツィアとは違います。
でもね、はるか2000年前にはそこに、ローマ帝国の首都があり、
今あるローマという場所は、まさしく世界の中心だったのです。
(↑ フォロ ロマーノ)
そして、地球上に10億人以上の信者を擁する、カトリック教会の聖地も、この街に現存するわけで。
(↑ バチカン市国のサン ピエトロ大聖堂)
素晴らしい歴史と文化の威厳を、これでもかと放ちながら、
なぜローマは…
なぜローマはいつまでたっても、こんなにカオスなの!!
ヒドイよ、ローマは。
イタリアは、ヨーロッパの中でも政治・経済が「良くない方」として知られています。
先日ようやく新しい首相が決まるまで、3月から3ヶ月もの間、行政府の長の席が空きっぱなしでした。
それでローマに住むイタリア人の友人が、「今のイタリアはほんとにヒドイ!特にローマはイタリアの中でも最悪よ!」と、この旅で再会したときに嘆いていました。。
そうですね、なにが悪いって、
イタリア語には「ごめんなさい(私が悪いです)」という言葉が存在しません。
例えば何か「問題」が起こって、自分が悪かったとしても、自分が悪いことを認めると俄然不利に転じてしまうので、保身のために自分が悪いとは絶対に言いません。(笑)
そしてまた、ローマは特にその「問題」がよく起きるんですよ。
でも誰も謝らない。
そういう街です。(笑)
と、前置きが長くなりましたが、、
私の大好きなローマについて、簡単に説明させてもらいました。
あとはどこへ行くか、何を見るか、ガイドブックなりTripAdvisorなりで確認して決めてくださいね♡
では、ローマの街中を知り尽くしている、ローマをどこよりも愛する私が、
ローマの観光名所を、ありきたりな目線から勝手にご紹介します!
課題:ローマでの時間の使い方
ローマは、先ほども書いたように、世界有数の観光名所が至る所に点在しているため、あらゆるスポットが常に人で溢れかえっています。
特に気候の良い時期には、もうパンク状態!
なので、どこに行きたいかを予め検討しておき、予約できるところは予約しておくということも、効率良く観光スポットを巡るためには必要です。
〈バチカン美術館〉は、最大で3時間待ちの行列ができる日もあるとか。
※入館待ちの行列は2列になっていて、左側が予約なしの列、右側が予約ありの列です。右の方が混んでいるのでは?と最初に思っても、動き出すと右はスイスイ進むので、並び始めるときに気を付けてください。
尚、行列を整理している係員みたいな人たちが常時いて、「予約してる?してない?」と聞いてきますが、彼らは予約チケットを売りさばいて儲けたい人たちなので、「No!」の一言で拒否してください。しつこくしつこく勧誘してきますが、要求される金額は30ユーロほどです。予約なしでそのままチケットカウンターで買えば、17ユーロ。前もってネット予約しておけば、21ユーロで入館できます。
今回私たちが行ったのは、平日の午後2時ごろで、予約はしていませんでした。
行列は私が感じた中では短い方でした。それでも入館まで1時間近くは並んでいたかと思います。
実際に予約なしで行ってみて、どれだけの待ち時間になるかは、その時々で異なるため行ってみないとわからないのですが、マシなときでも1~2時間並ぶことは想定しておいた方がよさそうです。
その待ち時間をなくすには、事前予約するのが一番!
予約なしの入館料は17ユーロですが、予約をするだけでプラス4ユーロ追加となります。この4ユーロで、待ち時間を買うという発想ができるかどうか。
もったいない!とケチっていざ並んでみると、あまりの待ち時間にくたびれて、途中でダフ屋のチケットを買ってしまいそうになるので、よ~く検討されることをオススメします。
事前予約はオフィシャルサイトから、簡単にできます。
日本語で、とても分かりやすく説明されているページもいくつかあるので、
「バチカン美術館 予約」で検索してみてください。
美術館のエンディングに出てくるこの螺旋階段が、個人的にはバチカンで一番お気に入りの場所。
あの壮大な天井画〈システィーナ礼拝堂〉も、美術館の中にセットで入っています。
こちらは昔から写真撮影が禁止なので、載せられる写真はありませんが、
是非肉眼で、本物をご覧ください!
あの天井画のほとんどすべてをたった一人で描いた、神に愛された芸術家・ミケランジェロは、画家ではありませんでした。
生涯に渡り、彼自身が誇りをもって生業としていたのは、彫刻家。
サン ピエトロ大聖堂のクーポラや、〈カンピドリオ広場〉を設計したりと、建築家としての腕も相当なものでしたが、画家と呼ばれることは毛嫌いしていました。
ところが、当時のローマ教皇・ユリウス2世に命令され、システィーナ礼拝堂に旧約聖書の重要場面を描くことに。
そしてその天井画の完成を目にし、あまりのクオリティの高さにおののいた次のローマ教皇も、やはりミケランジェロに、新たに壁画を依頼します。
ミケランジェロは、彫刻家としてのプライドを一旦置き、老体にムチ打って、再び壁一面にフレスコ画を描きました。
それが、〈最後の審判〉です。
芸術に興味がないからと、ローマに行ったのにシスティーナ礼拝堂を素通りしたとしたら、それはこの時代に生きる人間として、あまりにももったいない!!
システィーナ礼拝堂の天井画と壁画を見るためだけに、ローマに行くとしても価値がある、それぐらい素晴らしい空間です。
ただ、そこに行くたび「違和感」を感じるのですが・・・
見物客がザワザワしだすと、決まってマイクで「シーーーー!!静かに!!」と大声で怒鳴る、あんた誰なの?
「ここは神聖な場所なので、大きな声で話すのをやめなさい。静かにしなさい。」
と、叱る本人が一番やかましい。
誰か、あの人に注意した方がいいよ。ね?
皆さんも是非、その違和感に遭遇してきてください。
あと、バチカン市国で無視できない場所のひとつに〈サン ピエトロ大聖堂〉があります。
こちらは世界で一番重要なカトリックの大聖堂のため、危険物の持ち込みを禁止し、入場する際に手荷物チェックがあります。
そのゲートがいつも、すんごく混んでいるんですよ~。。
こちらも待ち時間だけで1時間かかったという声をよく聞くので、覚悟して行ってください!美術館と違って予約できません。
空いている時間を読んで行っても、団体ツアーで一気に人が押し寄せてきたりもします。
朝一の早い時間帯か、ランチタイムは比較的空いていますが、それも時の運です。
あと、今回行ってみて驚いたのが、〈パンテオン神殿〉の入場行列!
今まで何度もパンテオン神殿の中に入ってきましたが、こんなに行列ができていたのはこの日が初めてでした。
内部は狭いので、入場規制をしているのかもしれません。
あまりの混雑っぷりに、入場をためらってしまいました…。
でもここは本当はすごく見ごたえのある名所なので、もう少し滞在時間が長ければもう一度行ってたな~!
5月はツーリストに人気の季節なのか、ローマはどこへいっても人でごった返していました。
おかげで、並ぶのに時間が足りず、行きたかったけど行けなかったというスポットがほかにもあります。
〈コロッセオ〉もそのひとつ。
私自身は1度中に入ったことがあるので、そこまで入場にはこだわりませんでしたが、同行した母以外の3人は、コロッセオもじっくり見てみたかったと言っていました。
〈ボルゲーゼ美術館〉も、〈サンタンジェロ城〉も、ローマならではの価値のある名所なので、本当は〈スペイン広場〉や〈トレヴィの泉〉よりも、優先して行きたかった…!!
ローマには広場がとてもたくさんありますが、その中でも特に魅力的なのは、
〈ナヴォーナ広場〉と〈ポポロ広場〉かと思います。
(↑ ナヴォーナ広場、Piazza Navona)
(↑ ポポロ広場、Piazza del Popolo)
ポポロ広場には、〈ピンチョの丘〉に続く階段があります。そこをのぼると、広場からサン ピエトロのクーポラまでを一望できる絶景ポイントが!
階段を上るのがつらい方は、地下鉄A線のSPAGNA駅からボルゲーゼに続くエスカレーターかエレベーターを利用すると、楽です。ただ、少し距離が離れるので、その分歩くことは覚悟してください。
もうひとつ、素敵な広場を。
〈カンポ デ フィオーリ広場、Campo de' Fiori〉です。
今回時間がなくて行けなかったので、心残りなのですが、ここは平日の午前中にお散歩するのが好きでした。市場になっていて、花屋さんに果物屋さん、かわいい小物屋さんなど、いろいろなお店が出ています。
週末の夕方は、広場のバーやカフェに人が集い、賑わいます。
ほかにも、トラムに乗って〈トラステヴェレ〉に行ったり、ローマの4大バジリカを巡ったり、ベルニーニの彫刻を片っ端から見て回ったり、ミケランジェロやカラヴァッジオの作品を見にそれぞれの教会をはしごしたり…
いろいろな楽しみ方ができるローマ。
自分が何が好きかわからなくても、気になったところに行ってみたら、感動の巡り会いがあるかもしれない…
そんな、多種多様な古代の歴史ロマンと芸術とおもしろみが、混在している街です。
今回久しぶりにローマを巡ってみて、観光都市ローマを攻略するには、丸6日以上の滞在が必要だと実感しました。
そしてその街を歩き回れるだけの体力も。
それでは、そのほかの情報は次回に続きます★
ciao
一人旅 ベルギー編 vol.2 ブリュッセル
これを書いているのはすでに帰国後です。
あっという間に9日間の旅は終わり、
現地で書けたblogはたったひとつだけでした。(笑)
では、旅を振り返ってブリュッセルの旅と、
ベルギー名物であるワッフル・チョコレート・ビールの話題に進みます。
ブリュッセルは言わずと知れたベルギーの首都。
パリやロンドンから近く、ヨーロッパ内のあらゆる街からのアクセスが容易です。
この列車は1等と2等で車両が分かれており、私は2等を選んだので料金は14.80ユーロでした。
1時間ちょっとで中央駅に到着し、
まずは駅から徒歩3分のホテルにチェックイン。
ホテルはこちら〈Hotel Agora Brussels Grand Place〉です。
Hotel Agora Brussels Grand Place - The eco-friendly hotel.
シンプルで機能的な客室。
駅から徒歩3分、グランプラスまで徒歩2分。
素晴らしい立地にありながら、金曜の夜に一泊99ユーロで泊まりました。
それでは、ブリュッセルの街並みをどうぞ。
↑ グランプラス(メインの広場)
↑ ノートルダム デュ サブロン教会
内部はステンドグラスが輝いています。
ブリュッセルと言えば小便小僧ですが
真ん中で注目を浴びているあの像が、まさにそれです。
う~~ん、このひとだかりをかき分けて近づいて、写真を撮ろうとは思わなかった。。
その代わりといっちゃぁなんですが、
すぐ近くにいたこの子は、存在感がハンパないよ。
・・・・・・・・・・・・・・・
さぁ、それでは食べ物の話題へ移りましょう!
ベルギーを語るうえで欠かせないのは、チョコレートとワッフル。
街中にはチョコレート通りなるものがあって、世界に名だたる名店が軒を連ねています。
私がブリュッセルで立ち寄ったお店は、
〈Mary〉と〈PIERRE MARCOLINI〉の2店のみ。
どちらも美味しいですが、店舗がありすぎて、ありがたみが霞んでしまいました。
でもこちらのPIERRE MARCOLINIは外観に惹かれて入店。
イケメンのお兄さんに笑顔で接客され、
「春の新作を味見してみない?」と唆され、
うっかり(?)3箱お買い上げしました。
ちなみに、ブルージュでは〈The Chocolate Line 〉という聞きなれないお店でチョコを大量に買っていたのですが、
こちらはブルージュとアントワープにしか店舗がないようで、なかなか貴重です。
開店直後からたくさんの人が訪れていましたよ。
紫色のショップバッグが目を引きます。
さぁ続いてワッフルも味見。
ワッフルならこちらでしょ。〈MAISON DANDOY〉
メゾンダンドワって名前だけで入店決定。ネームバリューってすごい。
たくさん店舗がありますが、グランプラスからすぐのところにあったお店をチョイス。
プレーンワッフルにチョコレートのトッピングを一つ追加しました。
一口目:
サクッ!おいっし~!
二口目:
うん、甘い。おいしい。
三口目:
・・・ちょっと重いかな、チョコが。
四口目:
・・・・・・もういいかな、美味しいけど・・・食べきれない。
まさかの半分でリタイヤしました。
重くて食べきれなかった!!
昼食を抜いてワッフルを食べたのに・・・。
砂糖はもういい、塩がほしい。
って感じになるかならないかは人それぞれだと思いますが。
気を取り直して次はビールいこ!
ベルギーに来たからには、飲むのはワインではなくビールです。
普段はあまりビールを口にしない私でも、飲みたくなりました。
ですが!なんと!
入ったお店の名前を忘れてしまい、場所もうろ覚えのため、情報が出せません。。
しかも撮ったような気がしている写真すら見当たらない…。。。
飲んだビールの名前もさっぱりわかりませんが、ドラフトビールでアルコール度数は7ぐらいでした。
店員さんに、苦すぎないオススメのビールはどれか聞いたところ、「これはどうだい?」と詳しく説明してもらったのですが、普段ビールを飲まない私は話を聞いてもピンとこず、まぁすすめられたしこれ飲んでみるか。と一杯だけ注文。
これが・・・
うまーい!
えっビールってこんなに美味しかったんかいな!
それは苦みがほとんどなく、まろやかでコクがあるけど、後味すっきり!という、初めて飲んだ美味しい飲み物でした。
そんな衝撃を覚えた私は、その日グランプラスにて開催されていた、派手なイベント(ジャズコンサート)の屋台でも、ビールを買って飲んでみました。
・・・まぁ、全部が全部当たりってわけではないよね。。
あとから飲んだのは、普通の苦いビールでした。
(それが美味しいって人もいるので、味覚は十人十色ですね。)
そう、この日に限ってグランプラスはイベントをやっていたもので、
楽しみにしていた「広場全体を見渡しながら静かに佇む」ことはできませんでした。
夏が近づき、夜の9時を過ぎても空は明るいまま。
夜景はさぞかしロマンティックだろうと、こちらも楽しみにしていましたが、、
10時には疲れ切ってホテルに戻ったので、このライトアップが見納めです。
そうしてベルギーの旅は終了。
さて、ブリュッセル空港から一路ローマへと向かうわけですが、
アリタリアのカウンター、
激込みやないかい!!
フライトまで2時間を切っているのに、カウンターは3つしか開いておらず、長長長蛇の列は20分待ってもほとんど動きません。
ローマのフィウミチーノ空港は、最近大幅に改装されたようで(厳密には今も改装工事中だと思いますが)、非常に綺麗かつシステマティックに変貌を遂げておりました。
なのにブリュッセル空港ときたら。
アリタリアの自動チェックイン機はない。
WEBチェックインもできない。
カウンター足りてない。
受託手荷物もないのに、チェックインでこんなに待たされたら私キレちゃうよ?
しかも朝食を食べ損ねてお腹も空いているのに。。
そんな危機的状況から私を救い出してくれたのは、私の真後ろに並んだ二人の日本人男性でした。
馴染みのある関西弁で、「なんやねん、これはひどいわ。ここに並ぶしかないんか?この列全然動いてへんけどな!」と、同じくお怒りのご様子でしたので、私から声をかけました。
聞くところによると、お仕事で数年ベルギーに駐在されていて、貯まったマイルを使うため、週末旅行でローマに行かれるところだそうで。
「すいません、私ちょっと腹ペコなので、荷物を見ていてくださいませんか?」と尋ねると、快く引き受けてくださったので、列の真後ろにあったスタバへ直行し、コーヒーとサンドイッチをようやく食べることができました。
そして10分前に比べて1メートルほど進んだ長蛇の列に戻ると、
男性の一人が「アリタリアのサービスデスクに文句を言いに行ってきた」そうで、「例外で、あっち(長蛇の列とは別の、ガラガラのサービスカウンター)でチェックイン手続きしてもらえることになった!あなたも一緒にできるよう頼んでおいたから、行こう!」と、
神の手が差し伸べられました…!
そこから搭乗券を手にするまでにかかった時間は、実に2分。
あの列に並び続けていたら、40~50分は立ち往生していたことでしょう。
名前も知らない、機転の利く日本人男性に、感謝です!!
時間に余裕ができたため、プライオリティ・パスで入れるラウンジで、ゆっくりと寛ぐことができました。
さぁ次回は、イタリア編が続きます!
一人旅 ベルギー編 vol.1 ブルージュ
美しい…ため息が出るほど美しい…。
そんな街にやってきました。
ベルギーのブリュッセルから列車で1時間。(乗る列車によって、所要時間が多少異なります。)
私はローマから空路でブリュッセルに入り、そのままブリュッセル空港始発のブルージュ終点という列車に乗りました。
ブリュッセル空港からブルージュまでは、片道21.60ユーロ。
全席自由席です。
列車のチケット売り場と改札は、空港の地下1階にありました。
発車から15分ほどで途中、ブリュッセル中央駅を経由します。
3両編成だったので、ブリュッセル中央駅からはあっという間に満車状態。
車窓からの景色を楽しんでいるうちに、いよいよブルージュ駅に到着。
そこから市街地まではバスも出ていますが、歩いても10~15分ほどです。
私は小さめのキャリーバッグを転がしながら、宿のある市街地まで歩いていきました。
宿泊先は、Booking.comで見つけたこちらのB&B
http://www.lefoulage.be/nl/home
とてもかわいらしくて清潔なお部屋でした。
一泊142ユーロで、朝食付き。
マルクト広場まで徒歩で10分ほどのところにあります。
1時間もあれば歩き回れるコンパクトな街なので、どこからでも歩いて宿に帰ってこられるのが便利ですね。
冒頭で述べたように、この街はどこもかしこも風景がとても美しく、「屋根のない美術館」と言われるのも納得です。
一日中、街中で心地よい鐘の音が響き渡っています。
では、そんなブルージュの街並みをご覧ください。
↑ マルクト広場(世界遺産)
↑ 同じくマルクト広場
運河沿いをボートでクルージングするツアーがあります。
ひとり8ユーロ!
ヴェネツィアに比べたら、なんて良心的!笑
そしてこれが、なんとも優雅な旅情感を味わえる、いい雰囲気で。
英語・フランス語・ドイツ語で、完璧なガイドをしてくれました。
おそらくそのときのゲストの言語で案内をしてくれるんだと思います。
これは乗る価値ありますね!またもう一度この街に来たときも、乗りたいです。
↑ 翌朝の朝食です。
フレッシュオレンジジュースにワッフルやいろいろなパンが数種類あり、卵はリクエストに応じて調理してくれました。ハム類とチーズもあってボリュームもしっかり。
チェックアウト後も荷物を預かってくれたので、朝の街を散歩。
どこを切り取っても絵になるんだから!
ほんとに心がときめく、美しい街でした。
ところでベルギーといえば、チョコにワッフルにビール!ですよね。
美味しい食レポは、vol.2以降にて♡