一人旅 ベルギー編 vol.2 ブリュッセル
これを書いているのはすでに帰国後です。
あっという間に9日間の旅は終わり、
現地で書けたblogはたったひとつだけでした。(笑)
では、旅を振り返ってブリュッセルの旅と、
ベルギー名物であるワッフル・チョコレート・ビールの話題に進みます。
ブリュッセルは言わずと知れたベルギーの首都。
パリやロンドンから近く、ヨーロッパ内のあらゆる街からのアクセスが容易です。
この列車は1等と2等で車両が分かれており、私は2等を選んだので料金は14.80ユーロでした。
1時間ちょっとで中央駅に到着し、
まずは駅から徒歩3分のホテルにチェックイン。
ホテルはこちら〈Hotel Agora Brussels Grand Place〉です。
Hotel Agora Brussels Grand Place - The eco-friendly hotel.
シンプルで機能的な客室。
駅から徒歩3分、グランプラスまで徒歩2分。
素晴らしい立地にありながら、金曜の夜に一泊99ユーロで泊まりました。
それでは、ブリュッセルの街並みをどうぞ。
↑ グランプラス(メインの広場)
↑ ノートルダム デュ サブロン教会
内部はステンドグラスが輝いています。
ブリュッセルと言えば小便小僧ですが
真ん中で注目を浴びているあの像が、まさにそれです。
う~~ん、このひとだかりをかき分けて近づいて、写真を撮ろうとは思わなかった。。
その代わりといっちゃぁなんですが、
すぐ近くにいたこの子は、存在感がハンパないよ。
・・・・・・・・・・・・・・・
さぁ、それでは食べ物の話題へ移りましょう!
ベルギーを語るうえで欠かせないのは、チョコレートとワッフル。
街中にはチョコレート通りなるものがあって、世界に名だたる名店が軒を連ねています。
私がブリュッセルで立ち寄ったお店は、
〈Mary〉と〈PIERRE MARCOLINI〉の2店のみ。
どちらも美味しいですが、店舗がありすぎて、ありがたみが霞んでしまいました。
でもこちらのPIERRE MARCOLINIは外観に惹かれて入店。
イケメンのお兄さんに笑顔で接客され、
「春の新作を味見してみない?」と唆され、
うっかり(?)3箱お買い上げしました。
ちなみに、ブルージュでは〈The Chocolate Line 〉という聞きなれないお店でチョコを大量に買っていたのですが、
こちらはブルージュとアントワープにしか店舗がないようで、なかなか貴重です。
開店直後からたくさんの人が訪れていましたよ。
紫色のショップバッグが目を引きます。
さぁ続いてワッフルも味見。
ワッフルならこちらでしょ。〈MAISON DANDOY〉
メゾンダンドワって名前だけで入店決定。ネームバリューってすごい。
たくさん店舗がありますが、グランプラスからすぐのところにあったお店をチョイス。
プレーンワッフルにチョコレートのトッピングを一つ追加しました。
一口目:
サクッ!おいっし~!
二口目:
うん、甘い。おいしい。
三口目:
・・・ちょっと重いかな、チョコが。
四口目:
・・・・・・もういいかな、美味しいけど・・・食べきれない。
まさかの半分でリタイヤしました。
重くて食べきれなかった!!
昼食を抜いてワッフルを食べたのに・・・。
砂糖はもういい、塩がほしい。
って感じになるかならないかは人それぞれだと思いますが。
気を取り直して次はビールいこ!
ベルギーに来たからには、飲むのはワインではなくビールです。
普段はあまりビールを口にしない私でも、飲みたくなりました。
ですが!なんと!
入ったお店の名前を忘れてしまい、場所もうろ覚えのため、情報が出せません。。
しかも撮ったような気がしている写真すら見当たらない…。。。
飲んだビールの名前もさっぱりわかりませんが、ドラフトビールでアルコール度数は7ぐらいでした。
店員さんに、苦すぎないオススメのビールはどれか聞いたところ、「これはどうだい?」と詳しく説明してもらったのですが、普段ビールを飲まない私は話を聞いてもピンとこず、まぁすすめられたしこれ飲んでみるか。と一杯だけ注文。
これが・・・
うまーい!
えっビールってこんなに美味しかったんかいな!
それは苦みがほとんどなく、まろやかでコクがあるけど、後味すっきり!という、初めて飲んだ美味しい飲み物でした。
そんな衝撃を覚えた私は、その日グランプラスにて開催されていた、派手なイベント(ジャズコンサート)の屋台でも、ビールを買って飲んでみました。
・・・まぁ、全部が全部当たりってわけではないよね。。
あとから飲んだのは、普通の苦いビールでした。
(それが美味しいって人もいるので、味覚は十人十色ですね。)
そう、この日に限ってグランプラスはイベントをやっていたもので、
楽しみにしていた「広場全体を見渡しながら静かに佇む」ことはできませんでした。
夏が近づき、夜の9時を過ぎても空は明るいまま。
夜景はさぞかしロマンティックだろうと、こちらも楽しみにしていましたが、、
10時には疲れ切ってホテルに戻ったので、このライトアップが見納めです。
そうしてベルギーの旅は終了。
さて、ブリュッセル空港から一路ローマへと向かうわけですが、
アリタリアのカウンター、
激込みやないかい!!
フライトまで2時間を切っているのに、カウンターは3つしか開いておらず、長長長蛇の列は20分待ってもほとんど動きません。
ローマのフィウミチーノ空港は、最近大幅に改装されたようで(厳密には今も改装工事中だと思いますが)、非常に綺麗かつシステマティックに変貌を遂げておりました。
なのにブリュッセル空港ときたら。
アリタリアの自動チェックイン機はない。
WEBチェックインもできない。
カウンター足りてない。
受託手荷物もないのに、チェックインでこんなに待たされたら私キレちゃうよ?
しかも朝食を食べ損ねてお腹も空いているのに。。
そんな危機的状況から私を救い出してくれたのは、私の真後ろに並んだ二人の日本人男性でした。
馴染みのある関西弁で、「なんやねん、これはひどいわ。ここに並ぶしかないんか?この列全然動いてへんけどな!」と、同じくお怒りのご様子でしたので、私から声をかけました。
聞くところによると、お仕事で数年ベルギーに駐在されていて、貯まったマイルを使うため、週末旅行でローマに行かれるところだそうで。
「すいません、私ちょっと腹ペコなので、荷物を見ていてくださいませんか?」と尋ねると、快く引き受けてくださったので、列の真後ろにあったスタバへ直行し、コーヒーとサンドイッチをようやく食べることができました。
そして10分前に比べて1メートルほど進んだ長蛇の列に戻ると、
男性の一人が「アリタリアのサービスデスクに文句を言いに行ってきた」そうで、「例外で、あっち(長蛇の列とは別の、ガラガラのサービスカウンター)でチェックイン手続きしてもらえることになった!あなたも一緒にできるよう頼んでおいたから、行こう!」と、
神の手が差し伸べられました…!
そこから搭乗券を手にするまでにかかった時間は、実に2分。
あの列に並び続けていたら、40~50分は立ち往生していたことでしょう。
名前も知らない、機転の利く日本人男性に、感謝です!!
時間に余裕ができたため、プライオリティ・パスで入れるラウンジで、ゆっくりと寛ぐことができました。
さぁ次回は、イタリア編が続きます!