台湾2019 Vol.1:いきなりホテル編~プロバーブズとWホテル
7月の3連休中に子ども連れの家族で2泊3日、台湾へ遊び行ってきました。
4年ぶり、そして5回目の台湾です。
目的は、台北在住の友人に会うことと小籠包を食べまくること!
あとは、マリオット系列のホテル2軒に1泊ずつ泊まって、ホテルライフを楽しむこと!
以上です。
「台湾観光」の代表格である夜市だとか、九份だとか、食べ歩きなどは一切していませんので、台湾の街歩き情報は皆無です。。あしからず。。
日本全国を席巻しているタピオカですら、本場の台湾!にもかかわらず私はスルーしました。(そんなに好きでもないので。)
ただ、Vol.2以降で少しだけグルメとお買い物の話題は出していこうかなと思っています。
さて、それでは早速!
台北ホテル編!
〈ホテルプロバーブズ台北〉と〈Wホテル台北〉に泊まってみた感想ブログ、スタートです!
今回の旅はリゾートではなくシティなので、ひとつのホテルにおこもりすることなく、いろいろなホテルを試してみることにしました。
今までも台北では毎回違うホテルを試してきたので、今年もブレてない。
*ちなみに前回泊まった〈リージェント台北〉は、立地・客室・ホスピタリティともに大満足でした。日本語が話せるスタッフがたくさんいたのも、リージェントホテルの特徴です。
今回のホテルはどうでしょう!
まず1泊目は、〈PROVERBS〉から。
https://www.hotel-proverbs.com/jp/
こちら、マリオットの中では「デザインホテル」に位置づけされた4つ星グレードで、台湾では〈グロリアホテルグループ〉が運営しています。
「どのホテルにしようかな~」と宿選びを始めたころ、真っ先に目がいったのがこのホテルでした。
夫「マリオットのチタンエリートなんだから、やっぱり台北でもマリオット贔屓でいこう!」
私「あ、なんかここ雰囲気よさそうじゃな~い?」
私「お部屋の感じがとても好みなんだけど!」
私「ふむふむ、忠孝復興駅のSOGOから徒歩数分・・・交通至便な立地だね。」
第一印象から泊まってみたいという気持ちがふつふつと湧いてきたので、迷うことなく予約していました。
外観はこんな感じで
周辺に古びた建物が多い中、このビルは独特の存在感を放っていました。
*Marriott Bonvoyプラチナ以上の特権である、アーリーチェックインやレイトチェックアウトは、「デザインホテル加盟」のこちらでは対象外です。朝食も無料では付きません。
なので午前中に台北市内に到着した私たちは、まずは近くのSOGOでカフェランチをしてから、15時にチェックインとなりました。
期待していたお部屋は、一番下からふたつめのカテゴリ
〈クラシックルーム〉となりました。
部屋自体はあまり広くありませんが、なんだろうこの異素材をうまく組み合わせたオシャレな内装は。
キングベッドの横でシャンデリアが煌めいてて素敵☆
出入口横にあるクローゼットスペース
これがまた絶妙に使いにくい。(笑)
幅が狭く収納力いまいちのオープンタイプ。
でも嫌いじゃない。
これなんてすごく家に欲しい。(でもうちのインテリアとはミスマッチ。)
ベッドの足元にあるスライドドアを開けると、まぁこちらもおしゃれなバスルーム☆
あれ、向こうになんかいる・・・
バスタブ側からも出入りできる2WAYバスルームとなっていました。
(あちら側はドアではなくカーテンで仕切るタイプ。バスタブのお湯が溢れたら部屋まで浸水しそうなので、そこは気を付けて。)
ガラスドア奥には見覚えのある形のトイレが。
TOTOのウォシュレット!
センサーで蓋が開閉するトイレ!
やるじゃない、世界一のトイレを設置するとは。
シャワーブースにはレインシャワーとハンドシャワーがあって
アメニティのボトルまでかわいい♡
そしてミニバー(冷蔵庫の中身全部)無料!
(飲み切れず。)
おっと、スナックも全部無料!(ワイン以外全部無料。)
(食べきれず。)
窓からは台北101も見えました。(あいにくの雨模様で先っぽは雲に隠れてますけど)
いい!とてもいい感じ!
場所は、台北の東区ど真ん中の忠孝東路という大通りから、北へ少し行ったところ。
最寄り駅は忠孝復興駅で、徒歩5分もかからないぐらいです。
先ほども書いたように、マリオットのチタンエリートでも朝食は含まれません。でも周辺には食事ができるお店がたくさんあるし、コンビニのセブンイレブンも見えるところにあったので、ホテルで食事をつけなくても困ることはないでしょう。
ホテルから目と鼻の先に〈東区地下街〉の14番出入口があって、地下街が張り巡らされているので、直射日光や雨を避けて行きたいところへ歩いて行けるのが、とても便利でした。
大型デパート〈遠東SOGO〉も近くにあるし。
…ってあれ、SOGO…、あっちにもあるしこっちにもある!!
周辺にSOGOが3軒ありました。
〈鼎泰豊〉も入っていて飲食店が充実しているのは〈SOGO台北復興館〉で、忠孝復興駅のすぐ南。
サラベスなど朝食で行けるカフェもあり、ハイブランドショップが集まっているのが〈SOGO台北敦化館〉で、ホテルからは地下道を10分ほど歩きます。
台湾フードにこだわらずに食事をするとしても、これだけあればOKですね。
そして忘れてはいけないのがプール!
シティホテルとはいえ、なかったらがっかりしますよね。
もちろん、プロバーブズにもありました。
雨でひと気がなく、貸し切り状態で泳げました。
そこから見える景色も、台湾を感じさせてくれます。
熱気で疲れた体をクールダウンさせるだけなら十分なプールですが、ここでのんびりリゾート感に浸れるか・・・となると、ちょっと物足らないですかね。。
週末の夜に賑わうバーは、3階にありました。
テラス席もあって、雰囲気がとても良いのでちょっと一杯・・・しようとしたら、
「ミニマムの利用でひとり2000TWD必要なんです。2~3杯飲んでいただかないともったいないですよ。」と言われ・・・
*日本円で7千円ぐらい・・・?
「あ・・・なるほど・・・やめときます。。」
こうして、プロバーブズでの1日が終わりました。
続いて2泊目、〈W Hotel Taipei〉に移動!
https://www.marriott.com.au/hotels/travel/tpewh-w-taipei
TAXIでプロバーブズから10分ぐらいでした。
地下鉄の市政府(City Hall)駅が目の前で、こちらも交通至便がとても良いホテルです。
午後3時ごろチェックインカウンターに行くと、ウェルカム・アシスタントディレクターのお兄さんが中からお出ましくださって、とても丁寧な早口英語でいろんな説明をしてくれました。とても会話が弾んだので、彼のトーク術はすごいと思う。(笑)
彼から名刺と、プラチナ以上のエリートメンバー向け特典が書かれた用紙を手渡されました。
ふむふむ、レイトチェックアウトや〈WOOBAR〉でのハッピーアワーがもらえて、朝食もウェルカムギフトとして選べるのね。
よろしい。
すべていただきましょう。
ではまずゴーインザ ルーム!
あっかいエレベーターホールですなぁ。
通されたのは、客室では最上階にあたる30階の、エレベーターに近いお部屋。
(おそらくハイフロアなだけで、部屋のアップグレードは大したことない。笑)
ダブルサイズのツインベッドがどーーんと。
足元と天井にBOSEのスピーカーがついています。
オレンジカラーのバスルーム
ここも動線がゆったりの2WAYでした。
洗面カウンターの配置や色がかわいい。
バスルームの隣は個室のトイレです。
おぉぉこちらもTOTOのウォシュレット!
もちろん蓋は自動開閉!(近寄ったので蓋が開いたところ笑)
クローゼットが大きくて、寝室側とバスルーム側の両方から開けられるタイプ(だからといって実際はそんなに便利でもないけど)。
窓から外を見ると向かいのビルと正面向き合っていたけど、視線をずらせば遠くの景色も見渡せました。
お部屋の紹介はこれぐらいにして、とりあえずプールとWOOBARいきましょか。
〈WOOBAR〉はバリ島でも行ったけど、センスのいいカフェバーで居心地最高なんですよね。
昼間は明るくてとても健康的な印象でした。
チタンエリートメンバーは、午前10時から珈琲・紅茶・コーラとアップルジュースが無料でいただけるわけですな。
あ、これプールサイドでも頼めるわ。
ほな水着に着替えてプールでのんびりしましょやないですか~
運よくビーチチェアが空いていたので、ハンバーガーをオーダーして入り浸ることに。
プール自体はそんなに大きくない気がしますが、雰囲気いいですね~!
そのうち夕方5時になり、ハッピーアワーでアルコールもオーダー。
無料になるのは、ワインといくつかのカクテル(あとソフトドリンク)。
とりあえずスパークリングで乾杯して
(プールサイドでの飲み物は、割れないようにプラスチックグラスに注いでくれます。)
こんなカクテルも味見。
いやぁ~、ええわぁ。
夕暮れまでいちゃう感じ。
でも!最上階のYEN BARも気になっちゃうよね!
ということで、ささっとシャワーを浴びて着替え、もうひとつのバーへ直行することに。
*プールからはWOOBARを横切れば直接部屋へも行けますが、反対側にはフィットネス&スパに繋がる専用エレベーターがあって、フィットネスフロアの受付でルームキーとロッカーキーを交換してもらえば、腕にはめるゴムのロッカーキーでロッカールーム、スパを自在に行き来することができ便利でした。
セキュリティもしっかりしているし、綺麗なので安心です。
フィットネスはトレッドミルなどのマシンもたくさんあって、フリーウエイトも広々。
さて、Wホテルのもうひとつのバー、〈YEN BAR〉へ。
ハッピーアワーは夜7時までなので、駆け足で最上階へ!
色がWホテルらしさ全開。
窓側の席に座れたので、台北101が目の前に登場!
やっぱり飲んじゃいまして
主人は2杯目もあっとゆーまにゴクゴクッ。
息子はオレンジジュースをゴクゴクッ。
これ、全部無料でチャージもなしなんてありがた~~い!!
だんだんライトアップされてく街を眺めて酔っぱらいました。
夜はお子ちゃまを寝かしつけて、再びWOOBARで大人のデートタイム。
昼間とは表情が全然違うプールサイドで、強めのカクテルを楽しみました。
これはもちろん有料です。
そしてベッドでぐっすり眠った翌朝は、〈キッチンテーブル〉で朝食を。
フルーツや中華料理など 種類も量も盛りだくさんでしたが、個人的にはあまり好みに合わなかったので、長居はせずお暇しました。
とか言って、朝からチャーハンや焼きそばを食べちゃった。
中華圏ならではの朝からチャレンジ!胃腸の調子が好調だったので。
*この朝食というのは、マリオットポイントの代わりにもらった権利です。
大人ふたり分と5歳の子どもの分が無料になりました。
そうして朝食後は周辺をぶらりお散歩して、そのあとはチェックアウトタイム(15時半)までもう一度、プールに入り浸って暑さをしのぎました。
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ではここで、2つのホテルの泊まり比べ総評を発表しま~す!
これから台北旅行を考えていらっしゃる方の参考になれば・・・。
*言うまでもなく偏見でしかありませんので、ご了承ください。
①部屋の広さや快適さはどちらが上か。
A. ムードを漂わせたプロバーブズのが好きだと思ったのですが、改めて考えてみると、Wホテルの白基調の明るい部屋も結構お気に入りでした。対照的なので、甲乙つけがたいところです。
②プールやその他ファシリティはどちらに軍配が上がる?
A. 圧倒的にWホテル。ただし中国人がプールに飛び込んでいたこともあったし、週末は突然DJパーティーが始まったので、静かに過ごしたい人には不向き。
③スタッフのフレンドリーさは?
A. どちらのホテルもスタッフはあたたかく感じが良かったですが、Wホテルの方がやはり対応慣れしているというか、誰しも英語が流暢で対応が早かったです。
④立地はどう?
A. これは、周辺の環境に何を求めるかで違いますが、Wホテルの周辺は開発されたばかりで整然としていて、プロバーブズの方は昔ながらの台湾らしい味わいが残るエリアです。どちらもすぐ近くにデパートやショッピングモールがあるし、駅からも近い。大通りではTAXIもつかまえやすく、どこかに遊びに行くとしても動きやすい立地です。
⑤コスパでいうと?
A. お値段は通常、プロバーブズの方が5~6千円ぐらい安いかな?ただ、Wホテルの充実度で考えれば、数千円の差はあって当たり前だと思いました。
しかも今回は、〈SPGアメックス〉の更新でもらった、「50000ポイント分の無料宿泊」という特典を使ったので、W台北の宿泊料金は無料でした!
*支払ったのは、プールサイドで食べた軽食と、夜のバーで飲んだお酒の分だけ。
そんなわけでWホテルの評価が高いのですが、プロバーブズが悪かったということは決してありません。ただただマリオットの特典をいっぱい享受できたのが、Wホテルだったというだけのことです。
プロバーブズホテルのデザイン性に富んだ空間は本当に良かったから、もしマリオットの特典がWホテルと同等だったとしたら、私はプロバーブズにもう一度泊まりたいです。
でもWホテルは至れり尽くせりなのよね~!!これを味わっちゃうとね。。(笑)
以上、台湾ホテル編でした!