ANAの特典航空券で、2020はヨーロッパへ家族旅行!
みなさん、ANAマイル、いくら貯まっていますか?
いろいろな方のブログを拝見していると、「30万」とか「40万」とか、ツワモノさんたちがたくさんいらっしゃることに驚きますが、実際にそこまで貯めようとするのは、なかなか簡単なことではないですよね?
我が家では〈ANAマイレージクラブ〉に主人がメインで登録をしており、約1年半で18万マイルを貯めたのがやっとです。
(そのうち実際のフライトで貯まったのが13000マイルほど。残りは陸マイラーとしてコツコツ貯めていました。)
ただ、この18万マイルというのを暫定ラインにして貯めていたので、目標は達成したということになります。
「期限は2019年7月までに」→なぜなら来年の夏休みに旅行したいから。
「18万マイルを貯めて」→なぜ18万マイルかは、この続きに。
「家族3人でヨーロッパに行こう!」→ロンドンを拠点にパリにも行こう!
元々は、アメリカ合衆国のNYに住む主人の親友のところへ遊びに行くつもりで、なんとなく貯め始めたANAのマイル。しかしその親友くんがNYから帰国してしまい、一時は情熱の矛先を見失った主人でしたが、「よし、それなら西へ行こう。NYではなくLONDONだ!」と再び立ち上がったのです。
そして無事に18万マイルを獲得し、特典航空券を発券する今日に至りました。
さて、この「18万」という数字目標はどうやって算出したかというと…
ANAでレギュラーシーズンにヨーロッパへ行こうとしたら、エコノミーでひとりあたり5万5千マイルが必要になります。
これは、子どもでも同じマイル数が必要なので、主人、私と息子の家族3人で欧州旅行に行く場合、16万5千マイルが必要ということですね。
私たちが希望した旅行の日程は6月だったので、レギュラーシーズン。
しかし、ANAの特典航空券の欧州便は、希望通りにチケットが取れるかどうかとてもあやしい・・・。
ハワイほどの人気路線ではないようですが、おそらく東京羽田発着のANAの欧州便は、ライバルが多いはずだ・・・。
そう読んでいた私は、最初からANAでのフライトよりも、提携航空会社のフライトを狙っていました。例えば〈ルフトハンザ〉とか〈アシアナ航空〉とか・・・。
大阪を発着する欧州路線なら、羽田で乗り換えなくても、関西空港からドイツのミュンヘンや韓国の仁川乗り継ぎでも手間は変わりませんし、「絶対ANAじゃないと!」というこだわりがなければ、提携航空会社の方が条件に合うチケットが取りやすいです。
ただし、ANAではないほかのスターアライアンス提携航空会社で特典航空券を取る場合、必要マイル数が変わります。今回の日程で言えば、ひとりあたり5千マイル増えて6万マイルです。
なので、当初からそれを見越して、6万マイル × 3=18万マイルを目標にしてマイルを貯めてきました。
できればエコノミーよりプレミアムエコノミーかビジネスクラスでフライトしたかったのですが、そのためにはマイルがまだまだ足りないので、今すぐ発券する!という状況ではエコノミーしか選択肢がありませんでした。
ANAは(復路の出発)355日前から予約できるというこの特典航空券、しかし「いつでもイイから空いてる日に取る」という事例を除いて、「この日じゃなきゃ!!」と決めている場合はやはり競争率が高いです。
実際に好都合な日程でチケットを検索すると、旅行日の355日前の販売開始から数分で「空席待ち」との表示が出されていました。
往路がこちら
復路がこちら
そのあともずっと空席待ち。3席なんて取れまっせ~ん!
(そりゃそうだ、ロンドン→東京のフライトに空席がないのでは、東京→大阪に空席があったとしても、手も足も出ない。)
「空席待ち」で取っておいて、席が回ってきたら行く・・・というスタンバイ状態だと、直前まで席が確約されないこともあるので旅行の計画が立てられません。そして「3席空席待ち」というのは、とても不利です。もし1席だけ空いたとしたら、おそらく1人でスタンバイしている方が優先されるはずなので。
それに、ANAの欧州便は東京発着しか飛んでいません。
関西の空港から東京乗り継ぎでチケットを検索すると、あるトラップに引っかかるんですねぇ・・・。
例えば、今日から355日後の出発地がロンドンで、東京への直行便であればすぐにチケットを押さえられますが、「東京乗り継ぎで伊丹空港が最終目的地の場合」、東京到着は翌日になるため、必然的に東京を出発する便は356日後の日程になってしまうんです。
これがどういうことかというとつまり、特典航空券を355日前の発売開始当日に取ろうと検索をかけても、フライトの中に今日から356日後に出発する便が含まれていれば、そのチケットは予約することができません。
こんな画面に行く手を阻まれます。。。
・・・旅行の日程を検討するとき、主人のようにこう考える人は多いはず。
「月曜から仕事だから、現地発は金曜か土曜が良い。日曜発は到着が月曜になるため、もう一日多く有休が必要になってしまう。それはいかがなものか・・・。しかし現地発が木曜になると、帰国日は金曜。土日を持て余すのはナンセンスだ。」と。
それじゃぁ現地発を金曜か土曜のどちらかに絞って、その355日前の予約開始時間直後にチケットを手配しようではないか。
・・・・・・あれ?予約できない・・・!大阪までのフライトは予約できない!
到着地が東京であれば検索結果が出てくるのに、大阪は引っかかってこない!!
・・・どうでしょう、この、圧倒的不利な状況・・・!!
「最終目的地を東京にしてしまい、あとは自腹で大阪に戻ってくるチケットを追加購入すればいいだけのことじゃないか。」
そう考えられますか?東京までも大阪までも、一括で同じマイル数でチケットが取れるのに。
だから、ANAの特典航空券(特に東京着が翌日になる便)は、関西在住の私たちにとって取りにくいチケットなのです。
で、長々といきさつを書き連ねましたが、もうお分かりですよね。
そう、目的地を大阪(すべての空港)に設定して、欧州各国の現地を今日から354日後に発つ便で検索かけてみると。
ANAの羽田経由便にはひとつも「空席あり」とは表示が出ません。上のスクリーンショットをご覧いただければ明白ですね。(これは1席なら取れる可能性が格段に上がります。もちろん日によりますが。)
しかし、ルフトハンザとアシアナ航空は見事にヒットしました。
最初に予想していた通り、ミュンヘンかソウルを経由する便なら、空席がありました。
他社ですが、座席指定もチケット予約ページからできます。
ただ、有料席(アシアナでいうとブロックの最前列)のリクエストはできないようで、これはフライトの48時間前から搭乗までの間、つまりチェックインの際に空席があれば指定可能、というシステムでした。
というわけで、早速チケットを予約!
以下が私と息子の旅程です。
*往路
*復路
*必要マイル数
主人の夏休みは2回の週末を入れて9日間なので、その日程でしか旅行には行けませんが、私は拘束されるような職務にはついていないため、〇日間しか休めないといった制約がありません。そして息子は来年、幼稚園の年長さん。ギリギリ小学校入学前なので、休みは取りやすい状態です。
こうなったら、息子には1週間ぐらいロンドンの語学学校に通わせて、国際感覚を身に着けてもらおう!そして、世界各国から英語を学びにやってくる外国人の友達とたくさん交流して、語学の必要性を肌で感じてもらおう!
(これは、ロンドンを目的地に設定した時点で、明確な目的として掲げておりました。)
そして私は、ロンドンのついでに大好きなローマにも行きたい♡
ということで、ちょっとやんちゃな旅程ですが、往路の目的地をローマにしちゃいました♡
息子とふたりで数日ローマに滞在して、そのあと(別途フライトで)ロンドンへ行き、息子の語学留学に勤しみ、最後の1週間で主人がANAの羽田発に乗ってロンドンに合流して、ロンドン旅行を楽しんだあとは家族揃ってパリ旅行へ!(ロンドン→パリは、ユーロスターで移動。)パリからの帰国便は、主人も一緒に家族揃ってのフライトです。
燃油サーチャージやその他手数料合計10万円ほどの出費で、家族3人でやりたいようにヨーロッパ旅行ができるなんて!
やっぱりマイルはすごい。
ちなみに、パリでは錦織圭さん御用達の〈Marriott系列のラグジュアリーホテル〉に2泊(お得に)泊まろうと企てています!
来年のヨーロッパ、やばい♡